同誌掲載の神坂さんのコメントによると、最新シリーズは「イメージとしては正史というより、ありえる可能性の一つとしての第三部」とのこと。Twitterでも「スレイヤーズ」がトレンド入りし、「令和元年なのにスレイヤーズがトレンド入りしとる」「令和になっても青春が終わらない!」「平成をまたいで通った」などまさかの新展開を驚き喜ぶ声が相次いでいます。
『スレイヤーズ』は1990年に「富士見ファンタジア文庫」より第1巻が刊行された、神坂一さんによるライトノベルシリーズ。魔法が満ちあふれ、闇には魔道のものたちが潜む世界を舞台に、天才魔道士の“「ドラまた」(ドラゴンもまたいで通る)のリナ”ことリナ=インバースと仲間たちの旅路を描くファンタジーです。
2000年刊行の第15巻をもって本編が完結したのち、その後は外伝の発表が続いていましたが、「ファンタジア文庫30周年企画」として復活。2018年10月、約18年ぶりの本編として刊行された第16巻はファンサービスの色合いが強い内容ながら、異例の大重版で話題となっていました。
「ドラゴンマガジン」7月号に掲載された神坂さんのコメントによると、第3部は「イメージとしては正史というより、ありえる可能性の一つとしての第三部、TVのTRYやコミック版水竜王の騎士とはパラレルな存在、とゆーことになる」とのこと。
紙面では第3部の幕が開ける第17巻について、「リナとガウリイの新たな出会い、まだ見ぬ国、さらには新しい魔術体系までもが綴られ、一冊では到底おさまらない、冒険の始まりが示唆されていた。そう、待望の第三部が動き出したのだ!」とも告知しています。
この発表に、Twitterでも「スレイヤーズ」がトレンド入りし、ファンらが「スレイヤーズ第3部始まるのか…胸熱」「おめでとうスレイヤーズ!第3部!」「スレイヤーズ第3部始動だと……?!」「祝!スレイヤーズ 第3部!」「リナおかえり!」などと喜びをツイート。
平成初期にスタートした作品のまさかの新展開だけに、「令和元年なのにスレイヤーズがトレンド入りしとる」「スレイヤーズが時代を超えてきましたね…」「トレンド1位スレイヤーズってwwww令和だよね今。やべぇってwwww」「“ドラゴンをまたいで通る”どころか、平成をまたいで通った」「令和になっても青春が終わらない!」と時代をまたいだことを驚く声も多数上がっています。
リナちんが跨ぐ方だった(*´Д`)ハァハァ(オイ#スレイヤーズ#改元をも跨いで通る#スレイヤーズ第三部始動です pic.twitter.com/AZdNR7D3A5
— あらいずみるい(ああ34年だったか…) (@araizumirui) 2019年5月17日
イラスト担当のあらいずみるいさんも「平成をも跨いで通る」というフレーズに合わせたリナの画像を公開しており、ファンから喜びのコメントが続々。
平成に始まったリナたちの冒険が、令和でどのような展開を迎えるのか……第3部にも期待です。