「スーパーマン」の祖父は“不良”!? 徹底解説！前日譚ドラマ「クリプトン」

『スーパーマン』の前日譚にあたるDCTVシリーズ最新作『クリプトン＜シーズン1＞』が、いよいよ4月19日よりブルーレイ＆DVDの販売・レンタル、そしてデジタル配信をスタートさせる。本作は、伝説のヒーロー“スーパーマン”の故郷であるクリプトン星を舞台に、彼の祖父“セグ＝エル”の若かりし頃の冒険譚を描くヒーロードラマだ。
劇中では、次世代を担うイケメン新人俳優のキャメロン・カフがその難役を演じているが、セグ＝エルとはいったいどんな人物なのだろうか。

セグ＝エルはスーパーマンの祖父というだけあり、身長は高くがっしりした体つきをしている。しかし今までのスーパーマン像と圧倒的に違うのは、彼の服装だろう。

スーパーマンことクラーク・ケントは、普段はサラリーマンのような新聞記者姿で正体を隠している一方、変身後はお馴染みの青い全身タイツに赤いマントをたなびかせる。
ところが、本作はその初代スーパーマンが生まれる200年前の話であるため、そのようなコスチュームは存在せず、セグ＝エルは黒い革ジャンを着ているのだ。

また、スーパーマンことクラーク・ケントはできるだけ目立たないように生活しているだけに、変身前は特に穏やかな性格をしているが、その祖父セグ＝エルは全くの逆の立ち振る舞いを見せる。
特に第1話の冒頭は、酒場での喧嘩シーンから始まるだけに、今まで思い描いていたスーパーマン像が強いファンは衝撃を受けるかもしれない。

そんなセグ＝エルを演じたキャメロン・カフは、彼のキャラクター像について「不良っぽくてろくでなしですね。典型的なヒーロータイプではありません。どちらかと言えば、荒っぽいタイプです」とコメント。
その一方で、「『クリプトン』の物語とそこから生まれる彼自身の物語は、いかに彼がヒーローになることの意味を理解し、人につっかかって自分勝手な人生を送らないようになれるか、という物語なんです」とも語っており、セグ＝エルを「彼は利己的な選択をするし、過ちも犯すけれど、そこがまた彼の魅力であると思います」とアピールしている。