発表にあわせて公開されたティザービジュアルには、車の屋根に腰掛けベースを持ち、空を見つめる少女の姿。切なげな少女の横顔は、青春の煌きとノスタルジーを感じさせる仕上がりだ。
そして、「せつなくてふしぎな、二度目の初恋の物語」という気になる文字も添えられている。
制作に向けて監督の長井は「また秩父を舞台に映画を作らせてもらえることになりました。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』と合わせて晴れて三部作ということになります」と明らかに。
さらに「今回は、昔思い描いた自分と向き合っていくキャラクター達の不思議な四角関係のお話です。精一杯頑張りますので、楽しんで頂けると嬉しいです」と、内容がより気になるコメントも寄せられている。
脚本の岡田は「いつもの秩父を舞台にしたアニメを作ることになりました。今までの作品のなかでいちばんシンプルでありながら、静かに意欲的な作品になっていると思います。自分以上になれない自分を、目をそらさず見つめるための物語。皆さまに楽しんでいただけるよう、ラストスパート。がんばります」と意気込みを露わにした。
キャラクターデザイン・総作画監督の田中は「これまで秩父を舞台にしてきた作品の一つの着地点として。そして、これからも続く僕らの作品の出発点になったらと思っています」と語った。
また本作には、『君の名は。』のプロデュースを手がけた川村元気が参加。本作について川村は「この数年間、監督たち三人はそれぞれ別の道を歩みながらも、常に意識してくれていたのは本作のことでした。環境も時代も移りゆく中、三たび、オリジナルアニメにチャレンジすることは大変な道のりでしたが、最終的には懐かしさと切なさ、前向きさが詰まった青春ストーリーが出来上がりました。感動はつながるーー。長井監督4年ぶりの新作、ご期待下さい」とメッセージを残している。
映画『空の青さを知る人よ』は、2019年10月11日より、全国東宝系にて公開。
原作:超平和バスターズ
監督:長井龍雪
脚本:岡田磨里
キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀
制作:CloverWorks
製作:アニプレックス フジテレビジョン 東宝 STORY
監督:長井龍雪
脚本:岡田磨里
キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀
制作:CloverWorks
製作:アニプレックス フジテレビジョン 東宝 STORY