このランキングは、人々がテレビの前に滞在している度合いを示す「VI値」と、テレビ画面に顔が向いているかを示す「AI値」をかけあわせた、「VI値×AI値」の高い順に順位づけしたもの。これによって、数値が高いほどその番組がよく見られていることになる「専念視聴度合い」を明らかにしている。
調査対象となったのは、2018年1月1日から12月31日までにテレビ地上波で放送された映画番組。ランキングは「個人全体」「映画関心層」「男性」「女性」の4属性でトップ5が算出された。
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2018年テレビ地上波放送 映画番組視聴質ランキング【個人全体】
このうち「個人全体」ランキングでは、夢の中で“入れ替わる”少年と少女を描く新海誠監督作品『君の名は。』が1位をマーク。動物たちの“楽園”を描くディズニー長編アニメーション『ズートピア』が2位、スタジオジブリ出身の米林宏昌監督によるファンタジー『メアリと魔女の花』が4位に飛び込んだ。
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(C)2016 Disney. All Rights Reserved./Disney.jp/Zootopia
トップ5のうちアニメ3作品はいずれも地上波初放送ということもあり、話題性も「視聴質」の高さを手伝っていたことがうかがえる。
さらに、関心事として「映画・演芸」を選んだ視聴者を対象とする「映画関心層」ランキングでは、宮崎駿の長男・宮崎吾朗監督によるファンタジー『ゲド戦記』が1位、筒井康隆のSF小説を細田守監督がアニメ映画化した『時をかける少女』が4位にランクイン。
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2018年テレビ地上波放送 映画番組視聴質ランキング【映画関心層】
特に、4位の『時をかける少女』はアカデミー賞にもノミネートされた同監督作品『未来のミライ』の劇場公開日に放送されており、より映画ファンの関心を誘っていたようだ。
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『時をかける少女』(C)「時をかける少女」製作委員会2006