「アニメーター予備校」4月より始動 卒業後の内定確約などで業界定着率の向上目指す | アニメ!アニメ!

「アニメーター予備校」4月より始動 卒業後の内定確約などで業界定着率の向上目指す

アニメーターの長期的育成を目的とする若手アニメーター育成プログラム「アニメーター予備校」が、2019年4月より始動することがわかった。卒業後のキャリアパスとして、全塾生の働き先を予め約束し、若手人材増加と業界での定着率を高めることを目指していく。

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アニメーターの長期的育成を目的とする若手アニメーター育成プログラム「アニメーター予備校」が、2019年4月より始動することがわかった。卒業後のキャリアパスとして、全塾生の働き先を予め約束し、若手人材増加と業界での定着率を高めることを目指していく。

アニメ観賞が娯楽として一般的になり、アニメ業界で働きたいという志をもつ若者も増えている一方、作品を支える若者の育成方法や労働環境の改善など、業界としてかかえる課題も多数存在している。
その中でも特にフォーカスされるのが、アニメにおいて作画を担当するアニメーターだ。

アニメーターは、作品を構成する動画・原画・レイアウトなど、アニメにおいて目に見える多くの部分を支える非常に重要な役割を担っている。しかしながら、多くのアニメーターが最初の仕事として担当する動画部門は、育成段階という側面もあることから薄給かつ拘束時間が長いケースが多発しがち。これは、若手アニメーターの業界への定着率に深く関連しているといえる。

このたび始動する「アニメーター予備校」は、この現状を鑑みたアニメーション制作会社・つむぎ作画技術研究所が、アニメーターという仕事を目指しやすくし、かつ最初のステップを用意することで業界定着率を改善するべく立ち上げたもの。
入塾にあたっての画力は不問で、最大2年間のカリキュラムは規定レベルに達し次第卒業が可能。卒業後には例外なく、同社への内定を約束するとしている。

入塾受け付けは2月26日よりスタートしており、3月中に説明会、「ワクワーク2020」へのブース出展、応募の締め切りおよび面談を予定。4月15日より開校し、カリキュラムも開始する。
追加情報はつむぎ作画技術研究所の公式サイト、およびプログラムに協力するワクワークの公式サイトまで。

「アニメーター予備校」
開始日:2019年4月15日
会場:株式会社つむぎ作画技術研究所 オフィス内

<プログラム説明会>
実施日時:
第一回説明会 2019年3月1日(金)15時/19時(各回 約1時間を想定)
第二回説明会 2019年3月9日(土)15時/19時(各回 約1時間を想定)
※第一回と第二回の内容は共通です。
上記説明会への参加が日程として難しい場合は個別にご相談ください。
会場:DMM.make AKIBA 12F
参加方法:参加フォームから事前予約をお願いします(参加無料)
※本プログラムを受講いただくにあたり、説明会への参加は必須とさせていただきます。

<カリキュラム詳細>
講座期間:最長2年
(規定のレベルに達し次第卒業可能)
講座費用:2万円(税別)/月。
     年間まとめて支払いの場合20 万円(税別)
     (技能向上に伴い卒業となった場合は、残月分払い戻しあり)
実施人数:1名から実施
講師:株式会社つむぎ作画技術研究所 代表 櫻井司


[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]

《仲瀬 コウタロウ》

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