
1月某日、都内でテレビアニメ『逆転裁判』の試写イベントが開催されました。このイベントは、11月から12月まで販売されていたエンタメくじ「eチャンス!」で当選すると行けるという貴重なもの。1月19日に放送される1時間スペシャルの試写と、スタッフ&キャストによるトークショーという豪華な内容で、成歩堂龍一役の梶裕貴さん、綾里真宵役の悠木碧さん、『逆転裁判』のプロデューサーである巧舟さん、テレビアニメのチーフプロデューサーである永井幸治さんが登壇しました。

試写が始まる前の会場で、成歩堂くんを発見。本人(?)の写真が撮れるということで、来場者の皆さんもカメラを向けていました。

『逆転裁判』が大好きな筆者も、記者からただのファンに……。つい最近『逆転裁判6』をやっていたので、初期シリーズの成歩堂くんに若さを感じました。
しかし、試写で上映される「思い出の逆転」はさらに若い大学生の成歩堂くんが登場。このエピソードは、『逆転裁判3』の第1話を元にした内容で、成歩堂の師匠である綾里千尋の新人の頃が描かれています。上映中は、『逆転裁判』らしい展開に笑いが起こる事も。若々しくエネルギッシュな成歩堂くんが、とても印象に残りました。

この試写会はキャストとスタッフと一緒に見るという催しだったのですが、実際に客席の後ろに登壇者の皆さんが座っていました。上映前に挨拶が行われていたのですが、そのままファンの席の後ろに座るという驚きの流れ。来場者の方も驚いていましたが、上映が始まると誰もがアニメに見入っていました。イベントは別の抽選も含めて2回開催されたのですが、両方の抽選に当たって連続参加したという強運な人も。悠木さんから「もさもさの猛者」と暖かそうな名前で呼ばれていました。
トークは挨拶の時から大いに盛り上がり、現場の楽しそうな雰囲気がこちらに伝わってくるようでした。「思い出の逆転」についてのトークはネタバレになるのであまりお伝えできませんが、梶さんは事前にゲームでプレイしていたので「いつか演じられるのかな?」と思っていたそうです。普段の成歩堂くんとはかなり違う雰囲気ですが、収録では台本を読んで自然と演じられたそう。その熱演はぜひ見ていただきたいです。
そしてトークでは「千尋さんがかわいい!」という話題に。今回のエピソードでは、普段の落ち着いた大人のイメージとは違う新人らしい一面を見る事ができます。巧さんは当時、どうすれば千尋さんの若さを表現できるか悩んだそうなので、ぜひアニメでその可愛さを見届けてほしいです。

最後には来場者と一緒に「その真実、異議あり!」と叫んで、記念写真で〆となりました。
遡ると『逆転裁判3』は14年前の1月に発売。初めてプレイしたのが10年以上前という事実に驚きましたが、今改めてアニメ化されていることが、本当に面白いゲームだということを象徴していると思います。今後は『逆転裁判123成歩堂セレクション』のPS4、Switch等でのマルチプラットフォーム化も控え、アニメもオリジナルエピソードが放送。まだまだ見逃せない『逆転裁判』に「待った!」と言わずついていきたいですね。1時間スペシャル「思い出の逆転」も1月19日5時半より放送なので、気になる方は是非ご覧ください。