『錆喰いビスコ』は人類を死の脅威に陥れる錆び風が吹き荒れる日本が舞台。最強のキノコ守り・赤星ビスコと美貌の少年医師・猫柳ミロが、いかなる錆も溶かし健康を取り戻すという伝説の霊薬キノコ・錆喰いを探し求める冒険ストーリーだ。
第24回電撃小説大賞の応募作の中で「一番ぶっとんでいる」と評されて銀賞を受賞。2018年3月に第1巻、同年8月に2巻が刊行された。2019年1月には第3巻の刊行を予定しており、今冬からマンガアプリ「マンガUP!」にてコミカライズの連載もスタートする。

「このライトノベルがすごい! 2019」でのダブル1位獲得を受けて、著者の瘤久保慎司は「『錆喰いビスコ』は、ものごとのセオリーを差し置き"こうしたら楽しかろう!"という灼熱の精神で日々進んでおります。熱風に転がされるように僕も原稿を書いてまいりましたが、チームで築き上げたその熱を読者様にご支持頂けたこと、大変に嬉しく、感動しきりです。ウォーやったぞ! 制作チームの皆様、 読者の皆々様に深く御礼申し上げつつ、今後とも何卒『錆喰いビスコ』を宜しくお願い申し上げ奉りまするーッ!」とコメントを発表した。

なおイラスト・赤岸Kによる受賞記念イラストも発表された。さらに11月24日からはテレビCMの放送がスタート。ナレーションは声優の大塚明夫が務めている。
電撃文庫『錆喰いビスコ』
著者:瘤久保慎司
イラスト:赤岸K
世界観イラスト:mocha
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