1958年の同日に日本初の長編カラーアニメーション映画『白蛇伝』が公開されたことが由来となっています。日本のアニメ100周年を記念した「アニメNEXT_100」によって2017年に制定された新しい記念日です。
日本では、約100年にわたって膨大な数のアニメが制作されました。その中で最もファンの心を掴んだ作品は一体何なのでしょうか？
そこでアニメ！アニメ！では、「一番好きなアニメは？」と題した読者アンケートを実施しました。10月7日から10月14日までのアンケート期間中に347人から回答を得ました。
男女比は男性約37パーセント、女性約63パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約48パーセント、20代が約26パーセントと若年層が中心でした。まずは約250人から票を集めた10代・20代の結果を発表します。
■トップは『銀魂』 長期シリーズが人気
1位は『銀魂』。10代・20代の支持率は約14パーセントでした。ファンからは「笑いあり涙ありで、一つの作品で二つの楽しさが味わえるから」や「声優がキャラクターに合っているし、何より面白い」といったコメントが寄せられています。
10代の読者の中には「子供のころから放送していて、最初に見たアニメが『銀魂』です」という声も。2006年に放送がスタートし、300話以上が制作されたヒット作が若い世代から支持を得ました。
「銀魂」(C)空知英秋／集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス2位は『文豪ストレイドッグス』。支持率は約5パーセントでした。実在の文豪をモチーフとした異能力アクションである本作には「とにかくキャラデザも好みで、アクションもカッコイイから」や「心に突き刺さるような文豪の言葉が最高」、「生き方について描いた深い作品だから」と絶賛のコメントが届きました。
また「『文スト』のおかげで国語の授業が楽しくなった」という意見もあり、モデルになった作家の小説を実際に読んでみたファンも多いようです。第3期の制作が決定しており、その続報も楽しみです。
「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE（デッドアップル」(C)2018 朝霧カフカ・春河35/ＫＡＤＯＫＡＷＡ/文豪ストレイドッグスDA製作委員会3位は『名探偵コナン』。支持率は約4パーセントでした。劇場版最新作『ゼロの執行人』の大ヒットも記憶に新しい『コナン』には「シリアスだったりブラックユーモアだったり恋愛だったり、ミステリー要素以外にも見所満載」といった声が多数寄せられました。中には事件よりキャラクターたちのラブストーリーに興味津々なファンもいました。
「名探偵コナン ゼロの執行人」(C)2018 青山剛昌／名探偵コナン製作委員会10代・20代の好きなアニメアンケートでは、長期シリーズの作品が目立ちます。1990年代にスタートした『コナン』や『ワンピース』、2000年代の『NARUTO -ナルト-』や『銀魂』、そして2010年代の『文豪ストレイドッグス』や『ソードアート・オンライン』など、それぞれの年代の人気作が集結しました。続いては30代・40代の結果を発表します。こちらもお楽しみに！
■ランキングトップ10
[10代・20代の一番好きなアニメは？]
1位 『銀魂』
2位 『文豪ストレイドッグス』
3位 『名探偵コナン』
4位 『ソードアート・オンライン』
5位 『ワンピース』
6位 『僕のヒーローアカデミア』
7位 『ハイキュー!!』
8位 『マクロスF』
9位 『暗殺教室』
9位 『NARUTO -ナルト-』
9位 『HUNTER×HUNTER』
（回答期間：2018年10月7日～10月14日）
次ページ：ランキング20位まで公開
