藤原啓治さんは二枚目や三枚目、さらには悪役など幅広いキャラクターを演じてきました。洋画の吹き替えにも多数出演しており、『アイアンマン』『アベンジャーズ』シリーズではトニー・スターク/アイアンマン役を担当しています。
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2006年には声優プロダクションのAIR AGENCYを設立し、代表取締役としても活動中です。2016年に病気療養を発表しましたが、2017年に活動を再開。2018年夏の新作TVアニメでは『Back Street Girls -ゴクドルズ-』でメインキャラクターを演じました。
そこでアニメ!アニメ!では、藤原啓治さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなアニメ作品キャラクターは?」と題した読者アンケートを実施しました。9月25日から10月3日までのアンケート期間中に123人から回答を得ました。
男女比は男性約54パーセント、女性約46パーセントとほぼ同数。年齢層は19歳以下が約30パーセント、20代が約44パーセントと若年層が中心でした。
■トップは野原ひろし 優しいお父さん役がワンツーフィニッシュ
1位は『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし。支持率は約28パーセントでした。「家族のために頑張るひろしが素敵! これぞ父親!」や「日本を代表する父親だから」といったコメントが集まっています。
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2014年公開の映画『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』のロボひろしへの投票もありました。「ロボひろしの家族愛が良かったです」と機械になっても変わらない家族愛が圧倒的な支持を得ています。
「理想のお父さんキャラ」アンケートでトップになった野原ひろしが、その人気ぶりを証明しました。
>>>理想のお父さんキャラは? 2位「名探偵コナン」工藤優作を抑えたトップは…https://animeanime.jp/article/2018/06/17/38200.html
2位は『鋼の錬金術師』のマース・ヒューズ。支持率は約10パーセントでした。彼も愛妻家で子煩悩なキャラクター。「仕事では頭もキレて、行動力があり、部下の面倒見もいい。そんなキャラクター性が藤原さんの声にぴったりハマっていたと思います」や「娘を溺愛してるパパの顔と軍人のときの顔のギャップが堪らない」といったコメントが相次ぎました。

3位は『アイアンマン』のトニー・スターク。支持率は約7パーセントでした。藤原さんは2010年に放送されたTVアニメの『アイアンマン』でもトニー・スタークを担当しています。読者からは「大人の渋さや苦悩がにじみ出る感じが好き」というコメントがありました。
また2017年に活動を再開した際、映画の復帰第1作が『スパイダーマン:ホームカミング』のトニー・スターク役でした。それゆえにファンにとっても特別な役になっているようです。
今回のアンケートは野原ひろし、マース・ヒューズ、『青の祓魔師』の藤本獅郎と父親役が上位にランクインしています。その一方で『BACCANO! -バッカーノ!-』のラッド・ルッソや『機動戦士ガンダム00』のアリー・アル・サーシェスのように狂気を感じさせる役柄も支持を集めています。主人公役や父親役、悪役などさまざまなキャラが並ぶ結果となりました。
■ランキングトップ5
[藤原啓治さんが演じた中で一番好きなアニメ作品キャラクターは?]
1位 野原ひろし 『クレヨンしんちゃん』
2位 マース・ヒューズ 『鋼の錬金術師』
3位 トニー・スターク/アイアンマン 『アイアンマン』
4位 ラッド・ルッソ 『BACCANO! -バッカーノ!-』
5位 藤本獅郎 『青の祓魔師』
5位 レオリオ 『HUNTER×HUNTER』(TVアニメ第2作)
(回答期間:2018年9月25日~10月3日)
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