◆タイムリープ回が出てくる国民的アニメ
タイムリープはあまりにもメジャーなテーマであるため、全く違うジャンルの作品であっても物語の中の一要素に組み込むことがよくあります。あの国民的アニメでも多く見られました。
■『映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』

2002年4月20日に公開された『クレヨンしんちゃん』の劇場映画シリーズ第10作目。同作は涙無しには観られません。
シロが掘った穴で文箱を見つけたしんのすけが戦国時代へワープし、春日部城の廉姫と出会います。
現代にいるひろしは、郷土史の春日合戦に自分たちのことが書かれているのを知り、自分たちも過去に行くことになると悟ります。
なんとか戦国時代に車でワープしたひろしやみさえは、戦に勝つために史実どおり春日の城主の味方をするのでした。
■『ルパン三世 霧のエリューシヴ』
モンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』のTVスペシャルシリーズ第19作。ルパン三世生誕40周年を記念して、2007年7月27日に「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系)で放送されました。
ルパンの子孫であるルパン三十三世に恨みがある魔毛狂介が、恨みを晴らすためにタイムマシンを開発。先祖であるルパンを500年前の北海道に飛ばし、様々な充希を持ち込むなど意図的に歴史を変えようとする過激さで、何度もルパンを窮地に追い込むのでした。
同作は『ルパン三世 (TV第1シリーズ)』第13話「タイムマシンに気をつけろ!」をベースにしたオマージュ作品でありながらも、単なるリメイクに留まらない様々な新要素が加えられています。
■『ドラゴンボール超』未来トランクス編

『ドラゴンボールZ』においてのタイムリープといえば、タイムマシンに乗って未来からやってきたベジータの息子トランクスでした。
続編である同作においては、人造人間やセルを倒して平和な未来を取り戻したはずの青年トランクスが、タイムマシンに乗って負傷した姿で再び現代の悟空たちの世界に現れます。
平和になった未来に、悟空とそっくりな姿をした「ゴクウブラック」と呼ばれる戦士が現れ虐殺行為を繰り返していることを告げる青年トランクス。悟空とベジータは真相を突き止め、ゴクウブラックを戻すためにタイムマシンで未来の世界に向かうのでした。
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いかがだったでしょうか。これだけ作品があると興味があっても全部を観るのは難しいので、「もし本当にタイムリープできたら全部のアニメを好きなだけ見られるのにな」と思ってしまいますね。