アニメ映画「音楽」がクラウドファンディング展開 "ロトスコープ"手法で制作7年目に突入 | アニメ!アニメ!

アニメ映画「音楽」がクラウドファンディング展開 "ロトスコープ"手法で制作7年目に突入

アニメ映画『音楽』の応援プロジェクトが、日本最大級のクラウドファンディングサービス「Makuake」にて展開中。また7月31日には、『ポプテピピック』と『宝石の国』のディレクターも登壇するトークイベントの開催も緊急決定した。

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『音楽』メインビジュアル(C)大橋裕之・太田出版/「音楽」プロジェクト
『音楽』メインビジュアル(C)大橋裕之・太田出版/「音楽」プロジェクト 全 13 枚 拡大写真
アニメ映画『音楽』の応援プロジェクトが、日本最大級のクラウドファンディングサービス「Makuake」にて展開中だ。7月18日より始動し、7月20日9時現在で初期目標350万円のうち約90万円を集めている。
また7月31日には、『ポプテピピック』と『宝石の国』のディレクターも登壇するトークイベントの開催も緊急決定した。

『音楽』の原作は、『シティライツ』などで知られる漫画家・大橋裕之による、楽器を触ったこともない不良学生たちが思いつきでバンドを組むところから始まるロック奇譚。
アニメ映画化は岩井澤健治監督の手で2012年6月からスタートし、実写の動きをトレースする「ロトスコープ」という手法によって、7年目に突入した現在も制作が行われている。

展開中のクラウドファンディングは、2019年春の完成に向けた歩みを速めるべく立ち上げられたもので、「作画、美術、仕上げ、編集、撮影」の残り作業に充てる初期目標金額として350万円を設定。
「2019年の劇場公開へ繋げていきたい」という強い思いもあり、ストレッチゴールの最終目標には「キャスト、音楽、音響、宣伝等」の費用を充足する500万円を掲げている。
リターンには、大橋が描き下ろした「スペシャル小冊子」や岩井澤監督の「大橋裕之アニメーション作品集」などが用意されており、「本人が劇中のアニメキャラクターになって出演」などの限定コースもあわせて募集中だ。

また7月31日には、サラヴァ東京にて「『音楽』制作7年目突入! 作り続ける舞台裏とアニメーション表現の可能性を語る!」の開催が緊急決定。岩井澤監督と大橋、さらにゲストとして『ポプテピピック』シリーズディレクターの青木純、『宝石の国』EDディレクターの久野遥子らも登壇する。
制作6年間の中間報告に加え、アニメーションの現在と未来やアニメーション表現について語るということで、インディーズとメジャーの垣根を越えた今最も熱いクリエイターのトークが楽しめるイベントとなりそうだ。


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「大橋裕之原作マンガ『音楽』の長編アニメ映画化応援プロジェクト!」
公開期間:7月18日~9月28日
目標金額:350万円(最終目標は500万円)
※目標金額に達しない場合、支援者に返金となるAll or Nothing形式を採用
リターン:3,000円から80,000円まで全11コース

「【緊急開催決定!】『音楽』制作7年目突入! 作り続ける舞台裏とアニメーション表現の可能性を語る!」
日時:2018年7月31日 開場19:00、開演19:30
会場:サラヴァ東京
出演者:岩井澤健治、大橋裕之、青木純、久野遥子、姫乃たま
料金:前売り/当日:1,500円
(※入場時に別途1ドリンク600円~)
予約方法:サラヴァ東京サイト内の予約フォームにて


(C)大橋裕之・太田出版/「音楽」プロジェクト

《仲瀬 コウタロウ》

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