高杉真宙、アニメ「キミスイ」制作現場に潜入!「めちゃくちゃ緊張。感動です!」 | アニメ!アニメ!

高杉真宙、アニメ「キミスイ」制作現場に潜入!「めちゃくちゃ緊張。感動です!」

累計発行部数260万部を突破する住野よるの人気小説『君の膵臓をたべたい』が、この秋、劇場アニメーションとなってスクリーンに登場する。

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高杉真宙/『君の膵臓をたべたい』制作現場レポート(独占写真)
高杉真宙/『君の膵臓をたべたい』制作現場レポート(独占写真) 全 23 枚 拡大写真
累計発行部数260万部を突破する住野よるの人気小説『君の膵臓をたべたい』が、この秋、劇場アニメーションとなってスクリーンに登場する。他人に興味をもたず、いつもひとりで本を読んでいる「僕」と、膵臓の病気を患った桜良の青春をみずみずしく描く物語。「僕」役には、俳優の高杉真宙さんが抜てきとなり、初めての声優業にチャレンジする。

劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』キービジュアル(C)住野よる/双葉社 (C)君の膵臓をたべたい アニメフィルムパートナーズ
そこでアニメ!アニメ!では、高杉さんと一緒に本作の制作を担うスタジオヴォルンを訪問。制作真っ只中のスタジオで、愛を注いで作品に向かうスタッフを目にした高杉さんは「感動しました」と瞳を輝かせた。

高杉真宙/『君の膵臓をたべたい』制作現場レポート(独占写真)

■高杉真宙、貴重な資料の数々に大興奮!「すごいですね…」


スタジオヴォルンを訪れ、スタッフ陣に「『僕』役の高杉真宙です」と挨拶した高杉さん。机をズラリと並べて作業に打ち込む姿を見て、「こんなにたくさんの方々が携わっていらっしゃるんですね」と驚きの一言。牛嶋新一郎監督と、キャラクターデザイン・総作画監督を務める岡勇一さんの席では手描きの生原画を見せてもらうなど、貴重な機会に恵まれた。

高杉真宙/『君の膵臓をたべたい』制作現場レポート(独占写真)
「僕はアニメが好きで、どういう工程で作られているのかなどとても気になっていたんです」という高杉さんだけに、原画を目にすると「すごいですね…」と思わずため息が出る。原画用紙には「後頭部を少し削ってください」などキャラクターに対する細かな指示が加えられており、岡さんが「上がってきたものに、監督と僕で修正や指示を加えていきます。中には数秒ほどのカットを描くのにも、何日もかかることがあります」と解説。すると、高杉さんは「いろいろな人の手が加わっているんですね。だからこそ、これだけの方々がいらっしゃるんだ」と感心しきり。

高杉真宙/『君の膵臓をたべたい』制作現場レポート(独占写真)

■牛嶋監督、チームワークでアニメを作り上げる現場を明かす


複数の人が関わるアニメ制作の現場では、チーム内での意思疎通が最も大事になる。チームワークを発揮して、一丸となって作品に挑んでいる。牛嶋監督は「最初の段階できちんと作品やキャラクターについてのイメージを擦りあわせますが、僕が考えていたものと違ったものを、作画さんが描いてくる場合もあります」と告白。

高杉真宙/『君の膵臓をたべたい』制作現場レポート(独占写真)
「もちろん軸はブレないようにしますが、それが愛を込めて、考え抜いて描いたものであり、なおかつ面白かったとしたら、僕は採用することにしています。驚きや発見もありますね。それこそが、集団でものを作る面白さだと思います。高杉さんのお芝居も、最初僕がイメージしていたニュアンスと異なる部分もあったりしましたが、面白いと思ったものは採用させていただいているんですよ」と続けると、すでにアフレコが終了しているという高杉さんは、うれしそうな笑顔を浮かべた。

また岡さんから「パラパラしてみますか?」と、「僕」が桜良を見つめているシーンの作画用紙を渡されるひと幕も! 高杉さんは「めちゃくちゃ緊張します」と動揺しながらも、パラパラとめくり、動く「僕」を見て「すごい!」と大感激。「背景は、実際にある景色から描くんですか?」「このあとはどういう工程になるんですか?」など質問が止まらず、「僕もアニメの制作について色々と調べたりしていたんですが、やっぱり実際に見ないとわからないことだらけですね」と興奮の面持ちだ。

高杉真宙/『君の膵臓をたべたい』制作現場レポート(独占写真)

■高杉真宙&スタジオヴォルン、ともに新しい領域へのチャンレジ


見学が終わると「感動しました」としみじみと語った高杉さん。「実写の場合は、ひとつのキャラクターを演じるのは1人です。でもアニメでは桜良や「僕」というひとつのキャラクターを、何人もの人が携わりながら作っていくわけですよね。ワンカットにもたくさんの方々のこだわりが詰まっていました。衝撃的でしたし、これからアニメの見方が変わりそうです」と大いに刺激を受けていた。

高杉真宙/『君の膵臓をたべたい』制作現場レポート(独占写真)
声優業にチャレンジした高杉さんだが、スタジオヴォルンにとっても劇場アニメは初挑戦。これまでアクションものを手がけることが多かったという牛嶋監督は「挑戦の多い作品。でもこのような作品をやってみたいと思っていたんです。挑戦でもありながら、やりがいを感じて作っています」と語った。今から完成が楽しみだ。

《text:Orie Narita》

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