漫画家・園田健一、オリジナルアニメ「ビーンバンディット」制作へ 北米CFで1000万円調達
『ライディングビーン』などで知られる漫画家・園田健一が、北米シアトルで開催中の「アニメセントラル」にて、自身が総監督を務めるオリジナルアニメ『ビーンバンディット』の制作を発表。あわせて「KICKSTARTER」でのクラウドファンディングも開始した。
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園田は同人作家として精力的に活動したのち、SFアニメ『ガルフォース』のデザインで一世を風靡。『バブルガムクライシス』や『ウォナビーズ』といったOVA作品でキャラクターデザインを担当し、『ライディングビーン』では原作・監修・キャラクターデザイン・メカニック設定・絵コンテという幅広い役割を担ったクリエイターだ。
そのほかゲストデザイナーとして、ガイナックスの『王立宇宙軍 オネアミスの翼』に参加。 漫画執筆を創作のメインに据えてからは、『ライディングビーン』や『ガンスミスキャッツ』などを執筆し、世に送り出している。
今回の企画は、北米のイベントに足を運ぶたび『ライディングビーン』や『ガンスミスキャッツ』の新作を求めるファンの声を感じていたという園田が、自作をクラウドファンディングでアニメ化したいという話を受けたことから始動。
『ビーンバンディット』は、多額の報酬でどんなものでも目的地に届ける運び屋“ビーン・バンディット”の活躍を描く作品で、商業的な内容ではなく野心的なアニメ表現を目指していくという。
クラウドファンディングのゴール金額は1500万円に設定されており、完成後は2019年開催の「アニメセントラル」での上映が目標。またブルーレイディスクとダウンロード映像を作成し世界中に配給する予定があるほか、それをきっかけとしたシリーズ化や映画化も見据えている。
5月21日11時時点での調達金額は約1026万円となっており、今後の展開が大きな注目を集めるプロジェクトとなっていきそうだ。
《仲瀬 コウタロウ》
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