細田守最新作「未来のミライ」カンヌ映画祭"監督週間"に選出 大島渚、北野武らに続く日本人監督に
細田守監督の最新作『未来のミライ』が、アニメーション映画で唯一、第71回カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出され、公式上映決定。この発表を受け、細田監督からコメントと、『未来のミライ』海外版ポスタービジュアル到着した。
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『未来のミライ』は、甘えん坊のくんちゃん(4歳)の家に、生まれたばかりの妹がやってきたところから始まる。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくんちゃん。そんな時くんちゃんは、自分のことを“お兄ちゃん”と呼ぶ、未来から来た妹・ミライちゃんと出会い、一緒に“時を越えた家族の物語”へと旅立つ。
細田監督の3年ぶりの新作となる『未来のミライ』は、既に86の国と地域での配給も決定しており、公開前から全世界から注目を浴びている。さらに今回、世界三大映画祭の一つとしても知られるカンヌ国際映画での世界最速上映が決定。
『未来のミライ』が選出された「監督週間」は、作家性を重視し、映画監督が世界に出て行く登竜門として知られており、これまでもソフィア・コッポラ、日本人では大島渚、北野武などが選出されてきた。
今回は1609本もの応募作品の中から20本の長編作品が選ばれ、アニメーション作品では本作だけが正式招待という快挙だ。
この発表を受け、細田監督は「日本よりも早く世界で最初の上映がカンヌ映画祭・監督週間と聞き、ただただ驚いています」と心境を明かしつつも、「世界の人々に4歳の男の子を主人公とする“家族”の映画をどう受け取ってもらえるのか、非常に楽しみです」とコメントしている。
第71回カンヌ国際映画祭は5月8日~19日に開催。細田監督と主人公・くんちゃん役の上白石萌歌が参加予定だ。また、『未来のミライ』は7月20日より日本国内で一般上映スタート。
[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]
《小野瀬太一朗》
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