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「ブレードランナー 2049」来日記者会見にハリソン・フォード登壇! キーワードは「エモーショナル」

2017年10月23日(月)、東京港区のザ・リッツ・カールトン東京にて、10月27日(金)日本公開となる映画「ブレードランナー 2049」の来日記者会見が行われた。

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2017年10月23日(月)、東京港区のザ・リッツ・カールトン東京にて、10月27日(金)日本公開となる映画「ブレードランナー 2049」の来日記者会見が行われた。


会見には伝説的SF映画である前作「ブレードランナー」にて主人公・デッカードを演じ、本作でも同役を演じる俳優のハリソン・フォードの他、監督のドゥニ・ヴィルヌーヴ、女優のシルヴィア・フークス、アナ・デ・アルマスが登壇した。
ハリソン・フォードが来日するのは9年ぶり10回目、デッカードとして来日するのは前作公開以来実に35年ぶりになる。

本作についてドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は「第1作で描かれた2019年の世界よりさらに先の、2049年の未来を描いています。そこにはスティーブ・ジョブズはおらず、現在の世界よりもはるかに過酷な気候と生活があり、それに対応した建築や乗り物、テクノロジーが登場します。しかしながら、私にとって一番興味深いのは、この映画が未来について語っていることではなく、現在について語っていることです」と語り、本作の見どころを示唆した。

前作の主人公であるデッカードを再び演じることになった経緯について、ハリソン・フォードは「リドリー・スコット(前作の監督)から「デッカードをまた演じることに興味はあるか?」と聞かれ、もちろんストーリー次第だがぜひやりたいと答えた。実際にシナリオを読ませてもらうと、デッカードのキャラクターが非常にエモーショナルに描かれていて共感でき、これならいけると感じた」と答えた。
また、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督については「(SFというジャンルとしてではなく)登場人物のエモーション、つまり感情の面から注意深く描いており、それは本作に対して正しい在り方だと思う。彼こそブレードランナーの続編を作るにふさわしい監督だ」と太鼓判を押した。


美しき敵役・ラヴを演じたシルヴィア・フークス(写真右)はハリソン・フォードと初対面した際の印象について「子供の頃からハン・ソロだ、インディージョーンズだと思ってきた彼が目の前になると緊張してしまって、最初はなるべく下を向いて見ないようにしていました。顔を上げて顔をちらっと見ると、彼は急に「ある時、バーに1匹の犬がいてね?」と、ジョークを言い始めたんです! それからもずっと撮影の合間合間にジョークで笑わせてくれて、とても暖かくて楽しい現場になりました」と答えた。

献身的なヒロイン・ジョイを演じたアナ・デ・アルマス(写真左)が「ジョイのコスチュームはミニスカートのセクシーなものだったんですが、最初に演じたシーンでハリソンは「寒くない? 大丈夫?」と心配してくれました。覚えてる?」と訊ねると、ハリソン・フォードは照れながら「覚えてないね。でも、難しい映画なのに現場はとにかく和気あいあいとしていて楽しかったよ」と答えた。


『ブレードランナー 2049』
10月27日(金) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

《いしじまえいわ》

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