SF小説「BEATLESS」2018年1月テレビアニメ化 監督は水島精二 | アニメ!アニメ!

SF小説「BEATLESS」2018年1月テレビアニメ化 監督は水島精二

SF作家・長谷敏司の小説『BEATLESS』のTVアニメ化が決定した。2018年1月より放送がスタートする。監督は水島精二が担当し、原作イラストを手がけたredjuiceの描き下ろしデザイン画も公開された。

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(C)2018 長谷敏司・redjuice・monochrom/KADOKAWA/BEATLESS製作委員会
(C)2018 長谷敏司・redjuice・monochrom/KADOKAWA/BEATLESS製作委員会 全 2 枚 拡大写真
SF作家・長谷敏司の小説『BEATLESS』のTVアニメ化が決定した。2018年1月に放送がスタートする。監督は水島精二が担当し、原作イラストを手がけたredjuiceの描き下ろしデザイン画も公開された。

『BEATLESS』は「月刊ニュータイプ」に連載されたSF小説が原作。社会のほとんどを機械に任せるようになった世界を舞台に、17歳の少年・遠藤アラトがアンドロイド・レイシアと出会うボーイ・ミーツ・ガールである。
レイシアは人間と見た目は変わらないが、超高性能AIが生み出した人智を越えるアンドロイド・人類未到産物の1体。彼女とオーナー契約を交わしたアラトは、惑い、疑い、翻弄され、選択を迫られることになる……。

10月7日開催のマチ★アソビ KADOKAWA新作発表ステージにて、本作のTVアニメ化が発表された。日本SF大賞受賞作家である長谷敏司の作品がアニメ化されるのは、今回が初めて。放送開始は2018年1月を予定している。
監督は『楽園追放 -Expelled from Paradise-』『機動戦士ガンダム00』など、SF作品を多く手がけてきた水島精二が務める。シリーズ構成は『アイドルマスター シンデレラガールズ』の高橋龍也と『ブレンド・S』の雑破業が共同で担当。キャラクターデザインには『アイカツ!』のやぐちひろこが起用された。
TVアニメ化の発表にあわせて、原作イラストのredjuiceがレイシアのデザイン画を描き下ろした。ホワイトを基調とした色使いが特徴的なヒロインがお披露目され、動く姿も楽しみな1枚に仕上がった。さらにクリエイター陣のコメントも公開。水島精二、長谷敏司、redjuiceの3者がアニメ化に向けての意気込みを語っている。

TVアニメ『BEATLESS』
2018年1月放送スタート

[スタッフ]
原作:長谷敏司「BEATLESS」(KADOKAWA)
原作イラスト:redjuice
監督:水島精二
シリーズ構成:高橋龍也/雑破業
キャラクターデザイン:やぐちひろこ

[コメント]
水島精二
「原作を手にした時、その分厚さ、内容の濃さ、情報量の多さに戦きました。しかし、読み進めるうちに、そのテーマ、世界に魅了され、大変だとは分かりつつも、いま、映像化するべきだと。自分で手がけたい、と、意欲が沸いてきました。映像化にあたり、分かりやすく、取っ付き易くするために諸々整理させて頂いています。それを受け入れ、協力を惜しまない長谷先生、redjuice先生に感謝し、その恩に報いるよう、全力で頑張りたいと思います」

長谷敏司
「BEATLESSアニメ化ありがとうございます! 元々、月刊ニュータイプ連載で、アニメの好きな読者さんに向けて書いたSFだけに、アニメで表現されることに特別な意味がある作品だと思っています。
それが、あの水島精二監督に、シリーズ構成には高橋龍也さんと実はSF研出身の雑破業さんが入ってくださった、力強いメンバーでの実現です。脚本打ち合わせには毎回参加させていただいていますが、映像のプロの皆さんがよいものにしようと力を尽くしてくださっている熱を肌に感じております。自分も完成を心から楽しみにしております。ご期待ください」

redjuice
「気づけば、月刊ニュータイプ本誌での連載から6年もの月日が経っていました。企画のスタートは2009年なので、もう8年も前の事です。自分のキャリアの駆け出しとなった作品の一つで、とても思い入れの深い作品です。様々な方の尽力で、ようやく待望の映像化が決定しました。新しいビジュアルと深く掘り下げられた設定により、再び動き出すBEATLESSをどうぞお楽しみに!」

(C)2018 長谷敏司・redjuice・monochrom/KADOKAWA/BEATLESS製作委員会

《高橋克則》

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