映画「ハイジアルプスの物語」花澤香菜がハイジ、早見沙織がクララの吹替キャストに

「アルプスの少女ハイジ」を実写映画化した『ハイジアルプスの物語』は8月26日に全国公開を迎える。このたび、本作の日本語吹替キャストが発表された。ハイジ役の花澤香菜、クララ役の早見沙織ら、人気声優陣が揃った。吹替版予告編の配信もスタートし、新しいと同時に懐かしい世界観を楽しめる。

『ハイジアルプスの物語』の日本語吹替キャストには話題の声優陣が起用された。アルプスの山にやってきた少女・ハイジ役は『夜は短し歩けよ乙女』など、多くの作品でメインキャラクターを演じてきた花澤香菜が担当。がんこだけど優しいアルムおんじ役は『名探偵コナン』の目黒警部役の茶風林、令嬢のクララ役は『聲の形』の早見沙織が起用された。
今回の起用について花澤は「まさか自分にハイジを演じる機会があるなんて思わなかったので、とても嬉しかったです」とコメント。「どんな場面でも純粋な心で喋ることに気をつけました。以前スイスに行ったことがあり、そこで感じた空気や景色を思い出しながらアフレコしていました」と収録を振り返った。

茶風林は「大好きな作品でしたので、喜びと共に、私に出来るのか？と緊張しました」とオファーを受けたときの心境を明かす。アフレコを終えて「世渡りが下手で、まっすぐな故に人間嫌いになってしまったおんじの厳しさ・恐さ、そしてハイジに出会って氷解してゆく心の行方を表現出来ればと思いました。大変な役でしたがおんじ役を演じられた事は大変幸せで、私の役者人生の宝物の一つになりました」と喜びを見せた。
早見は「お話を頂いたときは、まさか、と驚くと同時に、とても嬉しかったです。アフレコの際はとても緊張しましたが、ハイジ役の花澤さんをはじめ皆様と掛け合ううちに作品の世界に引き込まれました」と語っている。花澤との掛け合いでは「ハイジと接するときはお姉さんのように振る舞いつつ、それでもまだまだ子供らしさを感じられるような女の子になるよう意識しました。クララは、穏やかでやさしくまっすぐな女の子なので、演じていてこちらもそんな気持ちを貰った気がします」と子供らしさをイメージしたそうだ。

そのほか、クララの教育係であるロッテンマイヤー役に本田貴子、ヤギ飼いのペーター役に笹島かほるなど、実力派が起用された。吹替版の演出はベテラン声優の千葉繁が務める。

『ハイジアルプスの物語』
8月26日 YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国公開

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