「フェリシーと夢のトウシューズ」土屋太鳳が吹替に挑戦 黒木瞳、夏木マリと共演 | アニメ!アニメ!

「フェリシーと夢のトウシューズ」土屋太鳳が吹替に挑戦 黒木瞳、夏木マリと共演

8月12日公開の映画『フェリシーと夢のトウシューズ』の日本語吹替キャストが発表された。土屋太鳳、黒木瞳、夏木マリと実力派女優陣が揃っている。

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2017年8月12日公開の映画『フェリシーと夢のトウシューズ』の日本語吹替キャストが発表された。土屋太鳳、黒木瞳、夏木マリと実力派女優陣が揃っている。

パリでバレリーナを目指す主人公・フェリシー役は土屋太鳳に決定した。本作が洋画アフレコ初挑戦となる。アフレコを終えた土屋は「一秒一秒を巻き戻し繰り返すことで少しずつフェリシーと心を近づけ、一体になることを目指しながら演じた」とコメントを発表している。
土屋はフェリシーと同じ年頃で芸能界入りを果たしており、バレエを習っていた経験も持つ。そのことから「フェリシーと重なる部分もありましたし、私自身が演技の仕事にスタートをきった年齢と近かったことは、本当に嬉しい偶然でした」と語っている。そして「フェリシーのほうがずっとお姉さんで、むしろ今の自分と重ね合わせる感じだったのですが、夢に向かっている人、夢が近づいているかもしれない人には、年齢や性別やジャンルに関わらず共感出来る物語ではないかと思います」と本作の魅力を伝えた。

フェリシーにバレエを教える元バレリーナのオデット役は黒木瞳が担当。フェリシーのライバルであるカミーユの母 ル・オー夫人役に夏木マリが起用された。
黒木は『思い出のマーニー』、夏木は『千と千尋の神隠し』などで声優を務めている。なお本作は字幕版での上映も予定している。

『フェリシーと夢のトウシューズ』の舞台は19世紀末のフランス。フェリシーは親友のヴィクターに誘われて施設を抜け出すことに……。夢にまでみたオペラ座を見つけたフェリシーは、元バレリーナの掃除婦・オデットと出会い、バレリーナの夢を叶えるために奮闘する。

『フェリシーと夢のトウシューズ』
8月12日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

[土屋太鳳コメント]

――洋画アフレコの初挑戦について
洋画アフレコの日本語には、独特の空気感やリズム感があると思うのです。それは「日本とは違う文化や言語から生まれる動きや表情に対して、日本語をあてるという難しさ」に、たくさんの先輩方が試行錯誤してこられた中で育まれたリズムやテクニックだと思うので、はじめのうちは、その魅力と難しさに圧倒され、打ちのめされていました。
一秒一秒を巻き戻し繰り返すことで少しずつフェリシーと心を近づけ、一体になることを目指しながら演じたのですが、現場での演出や指示が本当に分かりやすく、私が抱えていた迷いや悩みを驚きや喜びに替えていただきながら挑戦することが出来ました。本当に感謝しています。

――フェリシーとの共通点について
フェリシーと重なる部分はありました。私自身が演技の仕事にスタートをきった年齢と近かったことは、本当に嬉しい偶然でした。思春期ならではの気持ちの揺れはフェリシーのほうがずっとお姉さんで、むしろ今の自分と重ね合わせる感じだったのですが、夢に向かっている人、夢が近づいているかもしれない人には、年齢や性別やジャンルに関わらず共感出来る物語ではないかと思います。
アフレコをして気がついたのですが、フェリシーはじめ登場人物の容姿や表情、姿勢、動き方が時間の経過や様々な経験と共に変わってくるんです。細かい変化なのですが「あ、フェリシーたちは大人になろうとしているんだ!」ということが映像から強く伝わってくるので、声もその成長に合わせようと工夫をしました。フェリシーの成長を、声からも感じていただけたら嬉しいです。

声の出演:エル・ファニング、デイン・デハーン、カーリー・レイ・ジェプセンほか
日本語吹替:土屋太鳳、黒木瞳、夏木マリほか
監督:エリック・サマー、エリック・ワリン
脚本:キャロル・ノーブル、エリック・サマー、ローラン・ゼトゥンヌ 振付:オレリ―・デュポン、ジェレミー・ベランガール
2016/フランス・カナダ/シネスコ/89分/5.1ch/英語/原題:BALLERINA 日本語字幕:稲田嵯裕里
配給:キノフィルムズ

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《高橋克則》

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