「夜明け告げるルーのうた」アートブック発売決定イメージボードや絵コンテを収録

2017年5月19日公開の映画『夜明け告げるルーのうた』は湯浅政明監督が初めて手がける長編オリジナル劇場作品として注目を集めている。その世界観を解き明かす「夜明け告げるルーのうたアートブック」の発刊が決定した。5月31日に一迅社より発売される。

「夜明け告げるルーのうたアートブック」はキャラクターデザインをはじめ、背景美術やイメージボード、キャラクター原案を湯浅監督のコメントと共に掲載した。人魚の少女・ルーと心を閉ざした少年・カイ、都会に憧れる明るい少女・遊歩、彼女に恋する国夫などメインキャラの詳細を確認できる。ルーが身に付けているワカメの洋服や、カイたちが組む・セイレーンの楽器など小物も収められており、作品世界をどのように作り上げていったのかが感じられる仕上がりだ。
背景美術では物語の舞台となる日無町の風景を収録。坂の多い特徴的な地形や、澄み切った海と青空、太陽の光を遮るお陰岩とルーたちが住む人魚島など、印象に残る景色が多数収められた。美術監督の大野広司によるコメントでは、本編を観ただけでは分からない設定も語られている。

イメージボードでは湯浅監督のイマジネーションが爆発。疾走感あふれる「怒れるルーのパパ」を筆頭に、多彩なシーンがカラフルなタッチで表現された。その美しい色使いや、独特なパースなどに思わず目を引かれてしまう出来映えである。
キャラクター原案ではマンガ家・ねむようこのカラーイラストとラフスケッチを掲載。キャラクターが作られるまでの軌跡を追うことができる。そのほか絵コンテの抜粋や、湯浅監督のインタビューもあり、ファン必携の1冊に仕上がった。「夜明け告げるルーのうたアートブック」は5月31日発売。価格は1600円（税抜）となっている。

「夜明け告げるルーのうたアートブック」
発売:5月31日
価格:1600円（税抜）

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