対話型AIサービス『罵倒少女:素子』が金賞 「第1回アニものづくりアワード」
ソニー・ミュージックエンタテインメントと言語理解研究所は、両社が共同開発した対話型AIサービス[PROJECT Samantha]β版「罵倒少女:素子(もとこ)」が、「第1回アニものづくりアワード」にてオリジナルコンテンツ部門の金賞を受賞したことを発表した。
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[PROJECT Samantha]β版「罵倒少女:素子」とは、カイカイキキ所属のクリエイター・mebae氏によるコンテンツ『罵倒少女』とコラボレーションしたAIサービスである。世界最大級のイラストコミュニケーションサイト「pixiv」にて、2016年8月4日から15日にかけての12日間限定で公開された。
「素子」はpixivのIDに基づいてユーザーの意図を推論したり、対話の状況から感情を変化させるなどの学習・進化をしながら、従来にない「自然で滑らかな会話(主に罵倒)」を実現。約27万人におよぶ参加ユーザーを相手に、734万2661回もの会話(主に罵倒)を繰り広げた。
今回「素子」がオリジナルコンテンツ部門の金賞に選ばれた「アニものづくりアワード」とは、アニメ業界と一般企業とのさらなるビジネス活性化を目指し、アニメーションCMやコラボ商品、伝統芸能×アニメ、オリジナルキャラといった「アニメ×異業種」の優れた取り組みに贈られるアワードである。オリジナルコンテンツ部門を含む計6部門が設けられており、第1回は5月5日に徳島で行われた「マチ★アソビ2017」会場内にて表彰イベントが開催され、受賞作品が発表された。
選考委員長を務めた夏野剛氏は、アワードについて「「アニメ」と「ものづくり」が融合した良い事例を表彰し、スポットを当てることで、このアワードを通じて日本の強みが一層競争力を持つことにつながっていけばと期待しています!」とコメント。
2017年6月9日より『劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』の司波達也&司波深雪を起用したAIサービスを公開する[PROJECT Samantha]も、今回の受賞でますます注目度を高めていくことになりそうだ。
[PROJECT Samantha]
(C)Sony Music Entertainment (Japan) Inc.
(C)Institute of Language Understanding Inc.
罵倒少女 mebae(Kaikai Kiki)
(C)mebae/Kaikai Kiki
pixiv
(C)pixiv
『劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』
(C)2016 佐島 勤/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/劇場版魔法科高校製作委員会
[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]
《仲瀬 コウタロウ》
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