実写版「攻殻」特別映像公開 押井守「今までの攻殻の中でいちばんゴージャスな作品」
映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』の特別映像が公開された。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の押井守監督が撮影現場に訪れて、「間違いなく今までの攻殻の中でいちばんゴージャスな作品」とコメントを寄せる場面が収められている。
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本作のルパート・サンダース監督は「『攻殻機動隊』の歴史に名を連ねることを誇りに思っている。彼らにも私たちのプロジェクトの一部になってもらうことを願っていた」と語り、シリーズの大ファンであることを公言している。香港での撮影時にはアニメ版を手がけた押井守監督やTVシリーズの神山健治監督を招待しており、特別映像でその様子が確認できた。
押井監督はルパート監督の真摯な姿勢を見て、「ルパートは彼のバージョンの物語を作っている」とコメント。明確な指針を持って制作に挑む姿を見て感銘を受けたようだ。主演のスカーレット・ヨハンソンも「ルパートにはビジョンがある。今までにない体験だったわ」と撮影を振り返っている。
さらにキャストについて押井監督は「スカーレット・ヨハンソンの素子を、1本通して最後まで観てみたい。僕が想像した以上に、役になっていると思います。間違いなく今まで作られた“攻殻”の中で、一番ゴージャスな作品になると思います」と断言。心と体が統一されていないキャラクターを演じる彼女に対して「少佐には凶暴で、好戦的な側面もあるが、不安に苛まれてもいる。彼女はまったくの人間でもなければ、まったくのロボットでもない。スカーレットはそれを目で表現することができる。彼女は僕が描いたキャラクターとかなり近い。この役は彼女のための役で、他の誰も演じることができなかっただろう」と賛辞を送った。
『ゴースト・イン・ザ・シェル』
2017年4月7日全国ロードショー
(c)MMXVI Paramount Pictures and Storyteller Distribution Co. All rights Reserved.
《高橋克則》
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