「夜明け告げるルーのうた」特報をWEB先行公開 前売券特典はオリジナル付箋
5月19日公開の映画『夜明け告げるルーのうた』の特報がWEB先行配信された。3月10日からは劇場での上映がスタートする。さらに4月7日に発売される前売券の特典も決定した。
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30秒の特報ではビビットでカラフルな色彩、滑らかなカメラワークなどが披露され、湯浅政明監督の世界観が広がっている。斉藤和義が歌う主題歌「歌うたいのバラッド」にポップな映像が乗り、疾走感あふれる内容に仕上がった。
寂れた漁港の日無町を舞台に、中学生の少年・カイと人魚の少女・ルーの出会いがどのように描かれるのか。劇場公開が待ち遠しくなる出来映えだ。
前売券の特典は、人魚の少女ルーのオリジナル付箋に決まった。「心から好きなものを、口に出して『好き』と言えてますか」という湯浅監督が抱いた疑問から始まった本作。本当の気持ちを伝えることの大切さという作品テーマにちなみ、ルーから飛び出した吹き出しに自分の思いを書き込むことができる。
前売券は4月7日に発売開始。同日は湯浅監督の映画『夜は短し歩けよ乙女』の公開日でもある。二ヶ月連続で公開される湯浅作品に期待したい。
『夜明け告げるルーのうた』は湯浅監督にとって初めてのオリジナル劇場アニメである。少年と人魚の少女の出会いと別れを丁寧に綴りながらも、疾走感と躍動感にあふれる作品を生み出している。キャストはルー役に谷花音、カイは役に下田翔大と人気子役を起用した。
湯浅監督の長編映画が公開されるのは、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞した2004年の『マインド・ゲーム』以来となる。森見登美彦の小説を映像化した『夜は短し歩けよ乙女』と、オリジナル作品『夜明け告げるルーのうた』の連続公開で、湯浅イヤーを盛り上げる。
『夜明け告げるルーのうた』
5月19日全国ロードショー
(c)2017ルー製作委員会
《高橋克則》
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