「モアナと伝説の海」派手好き新ヴィラン役のROLLYが歌唱する本編映像公開

大ヒット作品を世に送り続けるディズニー・アニメーション。その最新作として公開を間近に控えるのが『モアナと伝説の海』だ。ディズニー作品の魅力のひとつである個性豊かなヴィランの活躍があるが、本作でもユニークなヴィランが登場する。
このユニークなキャラクターを役柄同様キラキラでゴージャスなROLLYが演じる。このたびそのROLLYが歌う本編映像が公開された。

2014 年空前の社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』、2016 年『ズートピア』の大ヒットに次ぐ最新作となる本作。本年度アカデミー賞 (R) では「長編アニメーション賞」と「主題歌賞」にノミネートされ、W受賞の期待が高まっている。
そしてディズニー作品といえば、今までにも『アラジン』のジャファーや『リトル・マーメイド』のアースラ、『ライオンキング』のスカーなど、個性豊かなヴィランを生み出し、人気を博してきた。

本作のタマトアは、ディズニー・アニメーション史上最もゴージャスで、キラキラと光り輝くものが大好きな海底のモンスターだ。冒険に出たモアナとマウイが遭遇する約15 メートルの巨大なカニ。貝殻などで全身をピカピカに飾りたてた自分を最高にクールでカッコいいと思い込んでいる自惚れ屋で、さらには自分のことしか考えていない自己中な性格だ。モアナとマウイの冒険を邪魔するキャラクターとなっている。

日本語声優を務めるROLLY は「何物にも代えられない喜びでした！」と喜びを語り、自身とタマトアについて、「子供の頃は地味だった自分が、ギンギラギンの衣装を着てロックをやっている。タマトアもかつては地味で冴えなかったけれど、“今はゴージャスで最高なんだ！”という、劣等感を踏み越えたところにあるものがグラムロック感を感じる」とシンパシーを感じていることをコメントした。

タマトアは全身をキラキラにし、艶やか（＝グラム）に見せることに執着しており、この曲は 70 年代のグラムロックにインスピレーションを受けて作られており、ディズニー史上初となる“グラムロック”を取り入れた魅力的な曲調となっている。ROLLYが担当する楽曲「シャイニー」も見どころのひとつになりそうだ。

『モアナと伝説の海』
2017年3月10日公開

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