「この世界の片隅に」3週目で動員ランキング6位に上昇 12月から上映拡大も
11月12日より公開中の『この世界の片隅に』が、3週目となる26日・27日の週末興行成績で前週比114%を記録し、全国映画動員ランキングでも6位への大幅なランクアップを果たしたことが分かった。累計動員が22万人を突破したほか、累計興収でも3億円を超えている。
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片渕須直監督の最新作となる同作はクラウドファンディングでの資金調達を経て、6年の歳月をかけて制作された。戦時下の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前を向いて生きる女性・すずの姿を描いている。
このヒットからウェブや新聞各紙での紹介が相次いでおり、日経新聞や東京新聞、日経MJ新聞などで分析記事が載せられたほか、朝日新聞では主演を務めたのんのインタビューも掲載された。このほかTBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」では、パーソナリティの宇多丸が本作を「5,000億点!」と大絶賛している。
先週末に東京と宮城で舞台挨拶を行ったばかりという片渕監督にも、東京のテアトル新宿ほか滋賀のイオンシネマ近江八幡、京都のイオンシネマ京都桂川など、各地からのオファーが次々と舞い込んでいる状況だ。のべ30回以上となった舞台挨拶は、引き続き2017年1月までの予定が埋まっているという。
「みてほしい」「またみたい」という熱の拡がりもあり、12月3日からは5館増え全国87館での上映となる『この世界の片隅に』。今後もこの勢いは続きそうだ。
『この世界の片隅に』
(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
《仲瀬 コウタロウ》
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