「破裏拳ポリマー」実写映画化 主演は溝端淳平 タツノコプロ原作のSFアクションヒーロー
タツノコプロが創立55周年を迎えることを記念して、同社のキャラクターでも異端のヒーローとして熱狂的なファンを有する、『破裏拳ポリマー』が実写映画化されることが決定した。溝端淳平が主演を務め、衝撃の超個性派アクションヒーローが2017年5月に還ってくる。
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1974年の10月から翌年の3月にかけて放送された『破裏拳ポリマー』は、カンフーを元にした格闘系ハードアクションと、コメディチックなやりとりで人気を博したSFアクションヒーローアニメだ。最強拳法の破裏拳流を操る“肉弾戦”型のヒーロー・鎧武士による、悪との戦いを描いている。
監督を務める坂本浩一は、ジャッキー・チェンに憧れてアメリカで修行した経験を持ち、特撮ファンのみならずアクションファンにも高い人気を誇る。「子供の頃、テレビで見ていた『破裏拳ポリマー』を自分の手で実写化出来るなんて!!」と感動を語る坂本は、「数々のヒーロー作品を担当してきましたがアニメ原作は初めての挑戦」になるという。「多くの人達へのゲートを広げた作品を目指しました」といい、「ハリウッドにも負けない日本のカッコいいヒーローを堪能していただきたいです」と期待を誘った。
一方「デビューして10年ですが、ずっとヒーローとは無縁だと思っていました」という溝端は、本格的なアクションは本作が初めてとなる。「変身してからはスーツアクターの方がいる、と戦隊もの出身の人達から聞いていたのですが、 変身してからも顔が見えるので今回は自分で演じることになり、ちょっと聞いてた話とは違うなと思いました」と、初挑戦ならではの驚きもあったというが、「バカで自分勝だけど憎めない、そんな昭和の臭いがする役は演じさせてもらってとても刺激的でした」という充実感ものぞかせる。公開に向けて、「普遍的なテーマの作品なので沢山の方にみてもらいたいです」と呼び掛けた。
タツノコプロが「坂本監督や溝端さんたち実力派俳優陣によって、これぞまさに『ポリマー』とも言うべき、笑えて熱いアクション作品に仕上げて頂きました」と太鼓判を押す、実写映画版『破裏拳ポリマー』。リアルな拳法として再現された奥義“破裏拳”に、期待の高まる作品だ。
『破裏拳ポリマー』
2017年5月 新宿バルト9ほかにて全国ロードショー
キャスト: 溝端淳平 山田裕貴 原幹恵 柳ゆり菜
原作: タツノコプロ
監督: 坂本浩一
脚本: 大西信介
配給: KADOKAWA
(C)2017「破裏拳ポリマー」製作委員会
《仲瀬 コウタロウ》
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