伝説の作品の続編邦題決定 その名も 「ブレードランナー2049」
『ブレードランナー』の続編の邦題が 『ブレードランナー2049』に決定した。
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また公開された写真にはドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、リドリー・スコット、ハリソン・フォード、そしてライアン・ゴズリングという超豪華メンバーがそろい踏みをしており、ファンたちから喜びの声が上がっている。
『ブレードランナー』は2019年という当時からすると近未来が舞台だ。地球環境の悪化により人類の大半は宇宙に移住し、地球に残った人々は人口過密の高層ビル群が立ち並ぶ都市部での生活を強いられていた。
宇宙開拓の前線では遺伝子工学により外見は人間そのものの「レプリカント」と呼ばれる人造人間が開発された。奴隷として過酷な作業に従事していたレプリカントは、製造から数年経てば感情が芽生え、人間に反旗を翻す事態にまで発展した。しばしば反乱を起こし人間社会に紛れ込む彼らを「処刑」するために結成されたのが、専任捜査官“ブレードランナー”という1982年当時では画期的な設定だった。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は「僕は子どもの頃から、 独特な異世界へ連れて行ってくれる個性的な映像スタイルの SF 映画に惹かれてきた。その中でも、オリジナル版『ブレードランナー』は、 断トツで史上最高の傑作だ。SF とフィルムノワールを融合させたリドリー・スコットは天才だ。新しい『ブレードランナー』は、一作目の延長線上にあり、数十年 後の世界の話なんだ。」と本作について語っている。
また、前作に引き続きリッ ク・デッカードを演じるハリソン・フォードに対し「彼は 素晴らしいアドバイスを山ほどしてくれるよ」とコメント。製作総指揮に前作の監督であるリドリー・スコット、そしてその役柄は明らかになっていないが注目の俳優ライアン・ゴズリン グを加えたこのチームを「やる気に満ちた最高のチーム だよ。僕らに失敗という選択肢はないんだ」と並々ならぬ意気込みを語っている。
続編は、1982年公開のオリジナル作品の舞台である 2019 年から数十年後と言われているが、タイトルから推測すると 30 年後の 2049 年の世界を描いているようだ。子どものころからオリジナル版を愛した新鋭の監督がどのような作品を作り上げるのか。2017年公開映画の中でも注目すべき一作になるのは確実だ。
『ブレードランナー 2049』
2017年11月公開
《尾花浩介》
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