「ダム・キーパー」最新作が制作決定 トンコハウス×Huluの新プロジェクトが始動
動画配信サービスのHuluは、2015年のアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた『ダム・キーパー』を手掛けるトンコハウスとの最新作、『ダムキーパーのなかまたち(仮)』の制作を発表した。2017年夏に向け、トンコハウス×Huluによる新プロジェクトが始動する。
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トンコハウスは、ピクサー出身の堤大介とロバート・コンドウが設立したアニメーションスタジオだ。アートディレクターとして、『トイ・ストーリー3』や『モンスターズ・ユニバーシティ』のアートワークを手掛けた両名が、純粋につくることを楽しみ、チャレンジし続ける環境として2014年より始動させた。2人がゼロから制作に挑んだ初監督作品『ダム・キーパー』は、2015年のアカデミー賞にノミネートされたほか、世界各地の映画祭で20以上の賞に輝くなど注目を集め、ベルリン国際映画祭をはじめとした各国の映画祭で公式出品作としての上映も果たすなど、世界的に高い評価を受けている。
2015年制作の短編アニメーション映画『ムーム』も、現在世界中の映画祭で上映されており、2016年10月20日現在で計20もの賞を獲得している。2016年の3月から4月にかけて東京で開催された初の展覧会、「トンコハウス展『ダム・キーパー』の旅」も好評のうちに終了しており、まさに話題沸騰中のスタジオだ。
最新作となる『ダムキーパーのなかまたち(仮)』は、新たに同スタジオに加わったエリック・オーを監督に迎え、『ダム・キーパー』のビッグとフォックスが日常で発見する友情や学びを、可笑しく切なく描くショートストーリーシリーズとなる。
2016年9月までピクサーで活躍していたオーは、在籍中も個人制作の短編映画を作り続け、アヌシー映画祭、広島映画祭、アニマムンディといった世界各地の映画祭へ出展している新進気鋭のアニメーターだ。『ダム・キーパー』で作画監督を務めていた彼が、新プロジェクトではどのような作品世界を紡ぐのか。本作も世界中の視線を集めることになりそうだ。
『ダムキーパーのなかまたち(仮)』
(C)2016 Tonko House Inc. ALL RIGHTS RESERVED
《仲瀬 コウタロウ》
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