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「CYBORG009 COJ」井上和彦がサプライズ登場、新旧“島村ジョー”役が揃って舞台挨拶へ

11月1日(火)、六本木ヒルズほかで開催中のTIFF2016にて『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』第1章のワールドプレミア上映舞台挨拶が行われた。

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「CYBORG009 COJ」井上和彦がサプライズ登場、新旧“島村ジョー”役が揃って舞台挨拶へ
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11月1日(火)、六本木ヒルズほかで開催中のTIFF2016にて『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』第1章のワールドプレミア上映舞台挨拶が行われた。
これまでTVアニメシリーズでは3作、劇場版アニメでは4作が制作された『サイボーグ009』を、フル3DCGアニメーションで新たに制作。全3章からなる完全新作オリジナルストーリーの第1章をワールドプレミア上映した。
舞台挨拶には主人公009/島村ジョーを演じる河本啓祐、国連軍ガーディアンズのカタリーナ・カナッティを演じる牧野由依、神山健治総監督、柿本広大監督が登壇。また、かつて島村ジョーを演じ、本作では009たちの前に強大な敵として立ちふさがるエンペラー役の井上和彦がサプライズで登壇した。

河本は主人公のジョーに決まった時を「えー!と喜んだ直後にプレッシャーが押し寄せてきました」と振り返ると、井上も「僕も37年前、同じ感想でした!」と賛同、島村ジョーを演じた者にしかわからない緊張感や重圧を分かち合った。牧野は『009』シリーズが親の世代から続いていることに言及し、自身がカタリーナ役に決まった時には家族全員で喜んだとのこと。3代目 島村ジョーを演じた井上は今回新たにジョーを演じた河本の演技に「頼もしいジョーでした。『加速装置!』と言った時はカッコいいなと思いました」と太鼓判を押した。また井上が演じるエンペラーという役どころが”ラスボス”である重大情報も披露。第2章、第3章への大きな期待が膨らんだ。

本作が初監督作品となる柿本監督は、飲みの席で神山総監督から「監督やってみる?」と聞かれ、「やってみたいです」と返答したことを明かした。その後、しばらく音沙汰がなく、舞い込んできた話が『009』というビッグタイトルだったことには「打ち震えました」と笑った。現場は全3章をほぼ作り終えているとのことだが、今回第1章を改めて鑑賞し、「こんなにすごいモノが作れたんだと、今だに夢心地です」と答えた。

009の加速装置が『CALL OF JUSTICE』というサブタイトルと大きく絡んでくるとは神山総監督の言。ゼロゼロナンバーたちと、謎の異能集団ブレスド、そしてカタリーナの属する国連軍ガーディアンズの三つ巴の戦いが展開する。ゼロゼロナンバーは全員、あますことなく活躍するという点も大きな見どころとなりそうだ。

最後の挨拶では河本が「この『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』をはじめとして、全ての009シリーズをみなさまに愛してもらえたらうれしいです、よろしくお願いします!」と力強いコメントで締めくくり、大きな拍手に包まれた。

『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』は11月25日の第1章公開スタートを皮切りに各章が限定2週間限定で順次劇場公開となる。

『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』
公開日 : 第1章:11月25日(金)~12月8日(木)
      第2章:12月2日(金)~12月15日(木)
      第3章:12月9日(金)~12月22日(木)
原作:石森章太郎 / 総監督:神山健治 / 監督:柿本広大 / キャラクターデザイン:齋藤将嗣
アニメーション制作:SIGNAL.MD・OLM Digital, Inc. 製作:石森プロ・Production I.G
配給:東宝映像事業部
各章2週間限定劇場上映
公式サイト:http://www.cyborg009.jp
公式Twitter:@cyborg009coj

《細川洋平》

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