「銀魂」初の展覧会開催決定空知英秋描き下ろしメインビジュアルも公開

2003年より「少年ジャンプ」で連載が続き、現在連載中の最終章も白熱している『銀魂』。本作の初の展覧会が開催されることが発表された。
「連載完結寸前大銀魂展～ツケが回る前にケツを拭け～」と『銀魂』らしい名前となった本イベントは、2016年12月23日~1月9日までの18日間、秋葉原UDX アキバ・スクエアにて開催される。

『銀魂』は現在3度のテレビアニメ化、そして2本の劇場作品が制作されている。その危険なギャグやある意味過激な描写、そして笑いあり涙ありのストーリー展開で人気を博している。テレビアニメ第4期の制作や小栗旬主演での実写映画化など話題に事欠かない本作ではあるが、現在「ジャンプ」誌上で連載されているシリーズは最終章と銘打たれ、いよいよ長きにわたる連載にも終わりが見えてきている状況で、ファンたちは複雑な心情となっている。

そんな寂しさを吹き飛ばすかのように今回本作初の展覧会が開催される。この展覧会のために作者・空知英秋が描き下ろしたメインビジュアルが10月31日発売の「週刊少年ジャンプ」48号にて公開された。銀さんこと坂田銀時が便器に座り、その周りをお馴染みの仲間たちが描かれたトイレットペーパーで埋め尽くしたビジュアルとなっており、豪華だがどこか『銀魂』らしいビジュアルとなっている。
「大銀魂展」では、180点以上の厳選された原画を展示するほか、映像や造作物を駆使して、笑いあり・涙ありの銀魂ワールドを体感できる展覧会となっており、また、一話まるごと日替わり展示コーナーも設置。このコーナーは、公式HPから読者に“No.1エピソード”を投票ができ、上位作品が日替わりで展示に選ばれる。さらに同HPでは、単行本の表紙で展覧会開催日までのカウントダウンを行う企画や、『銀魂』のコマを使って面白セリフを投稿する“JUPPONグランプリ”等の企画も実施される予定だ。

『銀魂』らしく、愉快で賑やかなものになりそうな本イベント。企画の詳細や、本展の続報は、「週刊少年ジャンプ」本誌や「大銀魂展」公式HPで随時発表される予定だ。

(C) 空知英秋/集英社