「君の名は。」韓国のアニメ映画祭で快挙 優秀賞と観客賞のW受賞
映画『君の名は。』が「第18回プチョン(富川)国際アニメーション映画祭」の長編コンペティション部門で優秀賞と観客賞を受賞した。台北では週末3日間の興行収入ランキング1位を記録し、海外でも旋風を巻き起こしている。
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「プチョン国際アニメーション映画祭」は国内外の芸術的に優れたアニメを発掘し、その魅力を世界に伝える映画祭である。海外の映画祭で認められた作品が数多く出品され、日本や中国などのアジア圏だけでなく、世界中の名作が集まるイベントとして注目されている。
2016年の長編コンペティション部門には韓国をはじめ、ニュージーランド、フランス、スイス、スペイン、カナダなどの作品がノミネートされた。『君の名は。』はその中で、優秀賞(Special Distinction Prize)と観客賞(Audiences Prize)の二冠を受賞する快挙を成し遂げた。同部門で優秀賞と観客賞をダブル受賞したのは本作が初めてである。「第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭」のAnima't部門で最優秀長編作品賞に輝いたことも記憶に新しく、またしても高い評価を得た。
新海監督は今回の受賞について「2つも賞をいただきありがとうございます。韓国の皆さんの『君の名は。』への熱を改めて感じる機会となりました。この度、このような賞をいただけて大変嬉しく思います」とコメントを発表している。
『君の名は。』はすでに世界89の国と地域で海外配給が決定済みだ。海外初の劇場公開となった台湾では、10月21日より46スクリーンで上映中。台北では公開週末3日間の興行収入ランキング1位を記録する好調な出足を見せた。
今後は11月3日にシンガポール、11月11日に香港、11月24日にはイギリス、2017年1月上旬には韓国と世界各国で順次公開を予定している。
『君の名は。』
(C)2016「君の名は。」製作委員会
《高橋克則》
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