東京・練馬で「アニメコンペティション練馬2016」が開催 参加アニメ作品を募集開始 | アニメ!アニメ!

東京・練馬で「アニメコンペティション練馬2016」が開催 参加アニメ作品を募集開始

「ジャパンアニメーション発祥の地」の新たな挑戦だ。アニメ産業の集積地である東京都練馬区が、産業の未来を担う人材の発掘・育成を目的とした新事業「アニメコンペティション練馬2016」の開催を決定した。3部門を設け、12月5日(月)まで応募を受け付ける。

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「ジャパンアニメーション発祥の地」の新たな挑戦だ。アニメ産業の集積地である東京都練馬区が、産業の未来を担う人材の発掘・育成を目的とした新事業「アニメコンペティション練馬2016」の開催を決定した。3部門を設け、12月5日(月)まで応募を受け付ける。

日本初の劇場用長編アニメ『白蛇伝』は練馬区・大泉の東映動画(現・東映アニメーション)で、日本初の連続TVアニメ『鉄腕アトム』は同・富士見台の虫プロダクションで生まれた。以来、アニメ製作の中心地となってきた練馬区内には、約80社ものアニメ制作企業が集中。区はアニメを「区の特徴的な産業」と考え、「アニメ・イチバンのまち」を標榜してきた。

今回、新たな試みとして始動するコンペティションのコンセプトは、「短くても楽しい。短いからおもしろい」。こどもから大人まで、アニメを楽しみながら制作してもらうことで「短い時間にアニメの魅力を凝縮した作品」や「こどもたちの創意発想があふれる作品」を集めることが狙いだ。また、「若いプロの技能を感じられる作品」も合わせて募集。現場で働く若手アニメーターの作画力の発表と評価の場を提供し、今後の成長の励みとすることを意図している。

コンペティションは、30秒から90秒の短編アニメを対象とした「1分アニメ」、小中学生の手描きアニメを対象とした「キッズアニメ」、若手アニメーターのレイアウトや原画の技能、才能を試す場としての「若手アニメーターチャレンジ」の計3部門。プロ・アマを問わない、間口の広いイベントだ。応募者が多数となった場合は、部門別の1次審査が実施される。審査員には、アニメーション監督や作画監督を中心とした、アニメーション制作に精通した人材を予定。公式サイトで発表するという。

賞金の授与と表彰イベントの開催が決定していることからも、同区の注力が伺える「アニメコンペティション練馬」。ここからアニメ産業の新星が生まれるかもしれない。

「アニメコンペティション練馬2016」
<各賞>
部門A: 1分アニメ
     優秀賞  2作品・賞金 3万円
     最優秀賞 1作品・賞金10万円
     区長賞  1作品・賞金10万円
部門B: キッズアニメ
     入賞   数作品・副賞
     優秀賞  2作品・副賞5千円相当
     最優秀賞 1作品・副賞1万円相当
     教育長賞 1作品・副賞1万円相当
部門C: 若手アニメーターチャレンジ
     優秀賞  2作品・賞金 3万円
     最優秀賞 1作品・賞金10万円
     審査員賞 1作品・賞金10万円

<表彰イベント>
2017年1月を予定

<応募期間>
部門A・部門C 2016年10月3日(月)~12月5日(月)必着
部門B     2016年9月1日(木)~12月5日(月)必着

主催:  練馬区・一般社団法人 練馬アニメーション

《仲瀬 コウタロウ》

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