「ONE PIECE FILM GOLD」興行収入23億円突破　動員は170万人に

7月23日より公開されている映画『ONE PIECE FILM GOLD』の興行収入が、7月31日で早くも興行収入23億円を突破した。公開から9日間での興収23億円突破は、『ファインディング・ドリー』の9日間21億円を抜いて、今夏公開映画の中で最速記録となった。

『ONE PIECE FILM GOLD』は、2012年に興行収入68.7億円を記録した『ONE PIECE FILM Z』以来、3年半ぶりの劇場長編の新作だ。原作者である尾田栄一郎が総監督を務め、ゲスト声優には俳優の北大路欣也、女優の満島ひかりをはじめ、菜々緒な、豪華キャスト陣の起用で注目を集めていた。

7月23日に公開を迎えると、初日0時の最速上映から前作比119.5%の動員という大ヒットスタートを切っていた。さらに2日間で興行収入は11億円を突破。観客動員100万人という記録を4日間で達成している。
この勢いは続き、7月31日までの9日間で、観客動員数は170万9909人を記録。興行収入も23億6410万7000円とハイペースで数字を伸ばす。この記録は16日より公開している『ファインディング・ドリー』を抜き、今夏公開映画でも最速記録だ。
夏休み期間に突入したことでファミリー層も映画館へ足を運びやすくなり、今後もどれだけ記録を伸ばすのか、動向が注目される。

なお、本映画は国内のみならず海外でも公開される。7月28日からは香港、マカオで公開をスタートし、今後は台湾、タイ、シンガポール、ベトナム、フィリピン、インドネシア、マレーシアとアジア圏での公開を控えている。海外人気も高い『ONE PIECE』だけに、現地ファンからの期待も大きそうだ。

『ONE PIECE FILM GOLD』
（C）尾田栄一郎／2016 「ワンピース」製作委員会