人形アニメ「ちえりとチェリー」舞台挨拶に中村誠監督、高森奈津美、星野源が登壇 “異なる世界”を演出する2人の声
7月30日(土)より公開の長編人形アニメーション『ちえりとチェリー』の舞台挨拶がユーロスペース(東京都渋谷区)にて行われた。その様子をレポートする。
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舞台挨拶には中村誠監督、ちえり役の声優 高森奈津美、チェリー役で歌手・俳優の星野源、そして応援に駆けつけたチェブラーシカが登壇。会場はチェブラーシカのかわいさのあまり興奮気味に。高森、星野の2人を配役した理由について質問された中村監督は「高森さんは声優として訓練された声をもち、星野さんは生っぽい声。世界のレイヤーが異なるキャラクターにぴったりだと感じ2人をキャスティングしました」と答えた。
始終なごやかな雰囲気でアフレコができたという高森は「テーマは深いけれど気軽に楽しめる作品。多くの人に観て欲しい」と自信たっぷり。星野は「幅広い人に楽しんでもらえると思う」。特に娘のいる父親は涙なしではいられないことを強調し「内村光良さん大泉洋さんが涙でぼろぼろになっているところを横で見てみたい」と話すと会場から笑いが。
さらに、「糸井重里さんに『見終わるまで、泣くんじゃない』ってコピーをつけてもらいたい」という中村監督に星野は「依頼前に完成してるじゃないですか。しかもMOTHERのコピーですよね!」と息ぴったり。
『ちえりとチェリー』は、幼い頃に父を亡くした小学6年生の女の子 ちえりと、ちえりの唯一の友人“チェリー”たちの空想と現実の狭間で起きる冒険と成長の物語。いのちと想像力の大切さをテーマに作られたオリジナル長編人形アニメーションだ。高森奈津美、星野源のほか田中敦子、尾野真千子、栗田貫一、サンドウィッチマンらが出演している。
ユーロスペースのほか、8月20日(土)からはシネマート心斎橋でも公開。今後の劇場公開情報は随時追加される。
『ちえりとチェリー』
http://www.chieriandcherry.com/
7月30日(土)よりユーロスペースにて夏休みロードショー
同時上映『チェブラーシカ 動物園へ行く』
(C)「ちえりとチェリー」製作委員会
《川俣綾加》
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