「進撃の巨人」TVアニメ第2期は2017年春放送イベント"進撃祭"で発表

別冊少年マガジンでのコミックスに始まり、テレビアニメ、映画などのメディアミックス展開を見せる『進撃の巨人』のイベント"進撃祭"が7月3日に東京国際フォーラムで開催。
その中でテレビアニメの新作となる「Season 2」が2017年春から始まることが明かされた。

『進撃の巨人』は、巨人がすべてを支配する世界を舞台にしたファンタジーアクション作品。突如世界に出現した巨人と、調査兵団に所属するエレンやミカサたちの物語が展開する。
息をつかせない怒涛のストーリーと凄惨な描写が読者の心をつかみ、原作の単行本は累計5000万部を突破。その後放送されたテレビアニメも大ヒットを記録した。

今回発表された「Season 2」は、そんなテレビアニメの続編に当たる作品だ。続編自体は2014年11月に公開された『劇場版進撃の巨人前編～紅蓮の弓矢～』の中で告知されていたものの、その後続報が途絶え、多くのファンが心待ちにしていた。
イベント"進撃祭"で待望の新情報が発表された瞬間には、会場全体が大きく湧き上がったという。
放送時期に合わせて新キービジュアルも公開。主人公・エレンが変身した巨人と、超大型巨人が対峙する迫力あふれるイラストに仕上がっている。
奥のほうには物語のカギを握る鎧の巨人の姿も見える。シーズン2では前作で明かされなかった謎にも踏み込んでいくようだ。

なお進撃祭ではメインキャストの梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、下野紘、小林ゆう、橋詰知久、神谷浩史が出演。キャストを入れ替えたシャッフルアフレコや「巨人狼ゲーム」でファンを楽しませた。
さらにシリーズの主題歌を手がけたLinked Horizon、音楽を手がけた澤野弘之とサントラボーカルアーティスト陣によるライブも行われ、観客を圧倒。
最後には出演キャスト陣と観客が「心臓を捧げよ！」ポーズを取る場面もあり、作品の人気に見合った充実のイベントとなった。

『進撃の巨人』
（C）諫山創・講談社／「進撃の巨人」製作委員会