「甘々と稲妻」農林水産省とタイアップ 共食を応援するコラボポスター公開
7月4日からTOKYO MX、読売テレビなどで順次放送がスタートするテレビアニメ『甘々と稲妻』が、農林水産省とタイアップすることになった。
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『甘々と稲妻』はgood!アフタヌーンにて連載中のコミックスを原作とするアニメ。大切な人たちと一緒にごはんを食べるありふれた日常を原作者・雨隠ギドが情感豊かに描き、連載開始当初から高い人気を誇っていた。
今回のタイアップは一緒に食事をつくることや食べることを表す「共食」を応援する農林水産省と、『甘々と稲妻』のイメージが合致したことから実現したものとなる。
農林水産省は、食育の推進を通じて「共食」を応援していくと公式サイトにも掲載。核家族化やライフスタイルの多様化などによって一人で食事をしている人が増えているが、もう一度誰かと一緒に食べることについて考えてほしいとの思いが込められている。
『甘々と稲妻』の物語は、妻を亡くし娘の成長を愛おしく見つめる父親・犬塚公平と一人娘のつむぎの親子が中心となる。さらに親の多忙により一人で食事をする「孤食」になりがちな、飯田小鳥の三人が一緒に料理をつくり食卓を囲む姿が描かれている。農林水産省にとっても、またとないテーマの作品だったようだ。
タイアップの一環として、“一緒に食べたら、もっとおいしい☆”をキャッチコピーにしたプポスターやチラシが全国の公共施設や食育イベントで掲出される。
ポスターには公平、つみぎ、小鳥の三人が食卓を囲むシーンや、つむぎがご飯を食べる瞬間も映し出されている。天真爛漫なつむぎの表情は、普段アニメを見ない人にも強い印象を与えそうだ。
そしてアニメを楽しみにしている人にとっても、一人で食事をとる「孤食」の問題に向き合うきっかけになるかもしれない。アニメ本編の仕上がりとともに、外に飛び出した取り組みにも注目だ。
『甘々と稲妻』
(C)雨隠ギド・講談社/「甘々と稲妻」製作委員会
《ユマ》
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