日本アニメーションが「世界名作シリーズ」表紙イラストを描きおろし 第1弾は「小公女セーラ」
小学館が小中学生向けの書籍レーベル「ジュニア文庫」より発売する「世界名作シリーズ」の表紙イラストと挿絵を、日本アニメーションが担当することが明らかになった。
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今回その表紙イラストと挿絵を日本アニメーションが担当することが発表された。日本アニメーションが、海外の児童文学をアニメ化した「世界名作劇場」シリーズを手がけていたことがきっかけに、描き下ろしイラストの制作に至った。
『小公女セーラ』はロンドンの女子学院に転入した裕福な少女・セーラが、メイドとして過酷な労働といじめに耐え、幸福な暮らしを取り戻すまでを描いた作品だ。原作はイギリスの作家、フランシス・ホジソン・バーネットが手掛けた小説。1985年には日本アニメーション制作によるテレビアニメが放送された。
描き下ろしのイラストは、当時のアニメを観ていた人にはどこか懐かしく、それでいて現在の子供には新鮮なイラストに仕上がった。
「世界名作シリーズ」は、今後も順次敢行予定だ。すでに7月には『小公子』、9月には『トム・ソーヤの冒険』の発売が決定している。
「世界名作劇場」では、本作以外にもさまざまな児童文学をアニメ化してきた。今後も新たなイラストを通して新たな世界観を見せてくれるはずだ。
日本アニメーションは1975年に創業、2015年には40周年を迎えた。『ちびまる子ちゃん』も放送から25周年を迎えるなど、同社にとって記念すべき年が続いている。
今回の「世界名作シリーズ」の表紙イラストも同社への注目がますます高まりそうだ。
『小公女セーラ』(小学館ジュニア文庫「世界名作シリーズ」)
バーネット(著), 日本アニメーション(イラスト), 田邊雅之(翻訳)
発売:6月29日
価格;702円(税込)
『小公女セーラ』
(C)小学館 (C)NIPPON ANIMATION CO., LTD.
《ユマ》
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