「オオカミ少女と黒王子」公開2日間で興収2億3300万 最終興収20億円を視野
5月28日に公開を迎えた『オオカミ少女と黒王子』が快調なスタート。全国286スクリーンにて公開し、土日2日間で動員数は19万2187人、興行収入は2億3305万円を記録した。
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配給のワーナー・ブラザースによると、同ターゲット層に向けて公開し、最終興行収24億円を記録した『ヒロイン失格』の対比約9割となっている。最終興行収入は20億円を視野にいれている。
映画『オオカミ少女と黒王子』は、2011年より「別冊マーガレット」(集英社)にて連載中の同名マンガが原作。恋愛経験ゼロなのに彼氏との恋愛話を語る“オオカミ少女”の篠原エリカと、見た目は王子だが中身はドSの“黒王子”こと佐田恭也との恋愛模様を描く。
映画化にあたっては、ヒロイン・エリカ役に二階堂ふみ、恭也役に山崎賢人と、人気キャストを起用した。監督は『ストロボ・エッジ』『娚の一生』など、少女マンガの実写映画化の実績がある廣木隆一が務める。
いざ映画が公開されると、客層は男女比1:9と、女性から絶大な支持を集めた。公開初日から上映館では女子中学生で大きな賑わいをみせた。
また同一ターゲットで公開された『ヒロイン失格』の客単価が約1130円だったのに対し、本映画は現状1212円を記録。対作品比では、女子大生、大人まで鑑賞者の層が広がっている。
また鑑賞者による口コミも止まらない。Twitterでは、公開初日から毎日2万件近い書き込みが続いている。主演の山崎賢人のカッコ良さや泣けるストーリーなど、興奮冷めやらぬコメントで溢れている。
映画内容に対しても、高評価のようだ。29日(日)に行われた出口調査では、メインターゲット層である23歳以下の女性層で満足度が90%、「友人たちに勧めるか」という質面にも88%が勧めると回答。今後の興行にも期待が持てる結果となった。
『オオカミ少女と黒王子』
2016年5月28日(土)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
(C)八田鮎子/集英社 (C)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会
《沖本茂義》
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