「シビル・ウォー」全世界興行収入10億ドル突破! 好評の要因は女性層?
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が5月20日には全世界興行収入10億ドルを突破。2016年の全世界NO.1を記録した。
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本作が5月20日には、全世界興行収入10億ドルを突破する大きな記録を達成した。これは2016年の全世界NO.1にもあたる。キャプテン・アメリカとアイアンマンを中心にアベンジャーズが二分されてしまうという衝撃的な展開に、シリーズのファンだけではなく、新規のファン層の注目を集めたことがヒットの要因となっているようだ。
大ヒットを支えている新規ファンには、女性が多い傾向があると指摘する声がある。通常のアクション映画やヒーロー映画とは異なる広がりが、ヒットを支えている理由のhjひとつだ。
女性ファンをひきつけるのは、ドラマ性とユーモアが融合されたストーリー展開だ。これが多くの観客の共感を集めている。
今回、キャプテン・アメリカとアイアンマンの友情を切り裂くキーパーソンとなるのはウィンター・ソルジャーことキャップの親友であるバッキーだ。彼がテロリストとしてアイアンマンをはじめとする世界中の多くの人間から疑いのまなざしを向けられる中、親友であるキャップだけが彼を信じ、世界を敵にまわす展開は胸を熱くする。
そして、仲間やアベンジャーズを守ろうとするアイアンマンとの対立はドラマチックだ。時折、バッキーとファルコンの新旧サイドキックコンビによるユーモラスなシーンやアントマン、スパイダーマンが軽口をたたくシーンなど、熱いだけではなく、コメディタッチなシーンの出来も秀逸であった。
鑑賞者数41%を女性が占めるという事実からも、タイプの違うイケメンたちが己の信念をかけて戦う姿がいかに女性たちの胸に響いたかがうかがえる。女性人気の高いスパイダーマンの単独作品、本作には登場していないワイルドなイケメン、ソーが登場する『マイティ・ソー』シリーズの最新作など今後も話題作目白押しのマーベルシリーズ作品群。今回の女性人気が追い風となって、さらなるシリーズの飛躍が期待される。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
(C) 2016 Marvel.
《尾花浩介》
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