種子島宇宙センターから「宇宙兄弟」のコラボソング熱唱 JAXA史上初
マンガ『宇宙兄弟』はカサリンチュとのコラボ企画・UCUHRINCHU PROJECTを展開中だ。5月18日には鹿児島県の種子島宇宙センターにてスペシャルライブを開催した。
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5月18日にスペシャルライブ「届け!宇宙のISS へ!『あと一歩』」を開催。特設ステージには300人のファンが詰めかけた。カサリンチュは国際宇宙ステーション(ISS)に向けて、『あと一歩』など全6曲を披露した。
『あと一歩』は『宇宙兄弟』の原作単行本27巻の公式イメージソングとして書き下ろされた。本編に登場する宇宙飛行士・伊東せりかをテーマにしており、どんな困難を前にしても決して諦めない彼女を応援する楽曲に仕上がった。
今回のライブでは、作中で伊東せりか研究をしているISSに向けて、宇宙に一番近い島として知られる種子島から『あと一歩』を歌い上げた。
宇宙センターの敷地内でアーティストがライブをするのは今世紀初の出来事で、JAXAにとって史上初の試みである。通常では実現不可能なライブだが、南種子町の商工会青年部や漁業組合、役場の協力を得て開催に至った。
ライブ当日は最新アルバム「カサリズム3」の発売日でもあり、カサリンチュにとっても記念すべき日となった。メンバーのコウスケは「アルバム発売日に宇宙に向かって皆さんに向かって歌えることが嬉しい」とコメント。タツヒロも「宇宙に近い場所で宇宙兄弟と一緒に作った歌を歌える喜び」を噛みしめた。
「カサリズム3」は『あと一歩』を含めた全15曲を収録。シングル曲の『ハッピーエンド』や『故郷』、映画『しまじろうと えほんのくに』のテーマソング『たいせつなひと』なども収められている。価格は初回生産限定盤が3800円、通常盤が3200円(全て税込)だ。
[高橋克則]
《高橋克則》
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