第24回電撃大賞が応募受付スタート　受賞発表は2017年9月

KADOKAWA　アスキー・メディアワークスが実施する電撃大賞が次回で24回を迎える。その第24回電撃大賞が5月10日より小説部門、イラスト部門、コミック部門の作品応募を開始した。
電撃大賞は国内を代表する小説、イラスト、コミックの登竜門として知られるが、応募しやすいのも特徴だ。郵送応募はもちろん、全部門でウェブ応募に対応する。

電撃大賞は1993年より電撃ゲーム3大賞としてスタートし、その受賞者の作品からは『灼眼のシャナ』や「図書館戦争」シリーズ、『境界線上のホライゾン』や『狼と香辛料』などのヒット作品が誕生している。
ライトノベルに強いとされる電撃の強力なクリエイター陣の源泉となっている。そうした作家の作品は小説からさらに、アニメ化やコミカライズ、舞台化などメディアミックスを広げることも多い。
イラスト部門では、受賞後小説のイラストなどの活躍の場も多い。コミック部門は第21回から追加された。比較的新しい部門だが、こちらもKADOKAWA　アスキー・メディアワークスの刊行するマンガ誌で活躍する受賞者がでている。

それぞれの部門は大賞、金賞、銀賞を設け、小説部門にはさらにメディアワークス文庫賞と電撃文庫MAGAZINE賞が用意されている。大賞は総額300万円と、応募する側にも気合の入る金額だ。締切は2017年4月10日まで。
応募は郵送か「電撃大賞」公式サイトにある応募フォームからできる。いくつかの審査を経て最終候補作が選ばれる。この作品の中から各賞を決定、2017年9月に発表する予定だ。

電撃大賞公式サイト
http://dengekitaisho.jp/