映画「テラフォーマーズ」、三池監督自らが“ヤツら”を熱演 CG制作メイキング公開
4月29日から公開がスタートした映画『テラフォーマーズ』で、三池崇史監督による「テラフォーマー」のCGメイキングが公開された。
ニュース
アニメ
注目記事
-
高橋李依さんお誕生日記念! 一番好きなキャラは? 3位「リゼロ」エミリア、2位「からかい上手の高木さん」高木さん、1位は…<25年版>
-
「テラフォーマーズ」初日舞台挨拶、伊藤英明、武井咲、山下智久、小栗旬らが集結
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】

描かれるのは、火星で進化したある生物「テラフォーマー」と、人間たちの壮絶な戦いだ。ある生物は火星の厳しい環境の中で異常な進化を遂げる。高い身体能力と、素手で人を引きちぎる腕力を手に入れたのだ。
そんなテラフォーマーは、最新のCGとモーションキャプチャーを使って制作された。しかも、テラフォーマーの動きの元を生み出すスーツアクターの演技を本作の監督を務める三池崇史自身が担当したという。
「スーツアクターにて演技をつけるより、自分の頭の中の動きを自分でやったほうが早いと思った」という三池監督。自らがモデルとなり、CGに命を吹き込んだ。
そのアクションを実際に映像へと変えたのは、VFXスーパーバイザーの太田垣香織。これまでも『妖怪大戦争』や『ヤッターマン』、『クローズZERO』など、三池監督と数多くの作品でタッグを組んできたが、本作では莫大な数のCGを担当した。
太田垣は「テラフォーマーがまさにそこにいるような質感と動きです」と語る。こだわりのCGは、総カット数だけで872カットにもなるという。
そして寺田克也も、本作のCGに関わった一人。『ヤッターマン』のメカ&キャラクターデザインや『THE NEXT GENERATION パトレイバー』シリーズのレイバーイメージデザインなどを務めてきたクリエイターが、テラフォーマーリファインを手がけた
寺田はCGのコンセプトについて、「原作は敢えていじらずGのテラテラ感を出すこと」と解説。CG班と見事な連携をとり、狙い通りのテラテラ感を実現した。
映画では星の特殊な状況、苔が生えている場所を作るために、日本映画で初めてアイスランドで実景撮影を実施している。空や大地などアイスランド各所で撮影した素材をもとにCG加工して使用し撮影は行われた。
映画全体のクオリティは、三池監督の演技やCG班の努力、アイスランドの空気など、さまざまな要因が支えているようだ。
映画『テラフォーマーズ』
(C)貴家悠・橘賢一/集英社 (C)2016 映画「テラフォーマーズ」製作委員会
《ユマ》
特集
この記事の写真
/