新情報も公開「ナンバカ」 高松信司監督にAnimeJapan 2016で直撃インタビュー
2016年秋スタートのテレビアニメ『ナンバカ』のメインビジュアルとキャラクターデザイン、メインキャストが発表された。さらに本作を手がける高松信司監督への直撃インタビューも掲載した。
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さらに本作を手がける高松信司監督への直撃インタビューも掲載した。アニメ化への意気込みや、キャストの起用理由などについて語っており、こちらも見逃せない内容となった。
『ナンバカ』は世界最大級の南波刑務所を舞台としたアクションコメディである。メインビジュアルには主人公の囚人番号15番・ジューゴら囚人たち4人に加えて、主任看守部長・双六一(すごろくはじめ)が描かれている。原作と同様にカラフルな彩色も施され、本作の魅力が詰まった1枚に仕上がった。
キャストはジューゴ役を『文豪ストレイドッグス』で主演を務めた上村祐翔が担当。「原作のハチャメチャ感そのまま、楽しく全身全霊で芝居をして、、より魅力的なアニメ「ナンバカ」にしていけるように頑張ります!」とコメントを発表している。
そのほか、11番・ウノ役は柿原徹也、69番・ロックは汐崎アイル、25番・ニコ役は小林大紀が起用された。看守側は双六一役を関智一、上司の看守長・百式百子(ひゃくしきももこ)役を明坂聡美が務める。
オンエアに先駆けて、6月15日のジューゴの日にニコニコ生放送が決定。キャスト陣が登壇し、トークを繰り広げる予定だ。キャラクターソングの制作やイベントなども放送前から予定されており、幅広いメディアで作品を送り出していく。
AnimeJapan 2016では『ナンバカ』のステージイベントが開催され、原作者の双又翔、監督の高松信司、シリーズ構成の広田光毅も登壇した。
そのステージイベント終了後、本作に意欲満々の高松監督にインタビューする機会を得た。まだまだ話せる部分は少ない時期だったが、ファンが気になるところを語ってもらったので紹介しよう。
まずはステージイベントの感想について尋ねてみると、観客の中には早くも『ナンバカ』コスプレをしたファンも見受けられ、熱気の高さに驚いた様子。高松監督は「本格的なアニメ制作はこれからですが、頑張っていこうと改めて感じました」と話した。
そのステージで最も大きな盛り上がりを見せたのは、キャラクターデザインを初公開した時だ。各キャラクターついて尋ねると「原作の持ち味を上手くアニメに落とし込むにはどうすればいいか」と考えながら、デザイン担当のスタッフと打ち合わせを重ねたという。
声優陣については、キャラクターに合った声質の声優を選ぶのはもちろんのこと、オーディション時の直感も大切にしながら選定したと語った。
ステージイベントでは、原作者の双又氏から高松監督に、「派手さ重視にしてほしい」とのメッセージも。高松監督からは、刑務所の中という設定のため、「コンクリートの壁ばかりになってしまわないように」と、表現の見せ方にも工夫を凝らしつつ、「漫画の色鮮やかなデザインを描くにはどうするべきかを考えています、かなり漫画に近い雰囲気で映像化できるのでは」と手応えも口にする。
もちろん、アニメならではの表現も忘れない。キャラクターの動きや、それに合わせたグラデーションなど、一枚絵では表現できない部分も今後調整していきたいと意気込みを見せた。
最後に、原作がWebコミックであることに触れると「漫画としても新しいタイプの作品なので、アニメとしても新しいタイプの作品として作っていきたい」と、本作に期待するファンへのメッセージも話してくれた。
《animeanime》
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