2005年の放送開始以来、TVシリーズのみならず3D映画、スピンオフ作品、パチンコ遊戯台なども発表されファンを楽しませてきた本作。昨年にはアニメーション作品第二弾『牙狼<GARO>紅蓮ノ月』が放送、さらに2016年5月には劇場版アニメ「牙狼<GARO>-DIVINE FLAME-」も公開予定と、怒涛の映像展開を行っている。
そして、牙狼シリーズの集大成とも言える作品が、『牙狼
一方で歴代のキャストが大集結する豪華オムニバス形式であること以外は、依然としてキャスト・スタッフはおろか内容までも一切の情報を公開されていない。放送まで1週間を切った作品としては異例のことだ。
しかし今回は、数少ない情報としてポスタービジュアル、予告映像がついに公開された。そこには、代々冴島家に仕えている執事である螢 雪次朗扮する倉橋ゴンザの姿が確認できる。
ゴンザがストーリーテラーを務めることが明らかとなり、また「私がご案内いたします。」という一言だけが添えられたビジュアルは、物語のヒントになるかもしれない。
情報の少なさはファンにより楽しんでもらうための施策で、放送までは一切情報開示しないというのである。果たして自分の好きなキャラクターが登場するのか、またストーリーは後日談なのか、シリーズの隙間を埋める物語なのか。さまざまな憶測が飛び交っている状況だ。
しかし牙狼シリーズ10年分の蓄積された技術や、スタッフ・キャストの想いが凝縮して詰め込まれた作品になっていることは間違いなさそうだ。
『牙狼<GARO>-魔戒烈伝-』
(C)2016「魔戒烈伝」雨宮慶太/東北新社