ゴレンジャーも、宇宙刑事も!渡辺宙明の卆寿記念コンサートファイナルは5月15日
1953年のデビュー以来、数々の特撮・アニメの楽曲を担当してきた渡辺宙明が90歳の誕生日を記念してコンサートシリーズが開催中。そのファイナル公演が行なわれる。
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そのファイナル公演が5月15日、東京・新宿文化センター大ホールで行われる。これまでのシリーズでは新曲の発表やブラスサンドの展開などでファンを驚かせてきた。それだけに今回はどんなコンサートになるのか、期待したい。
コンサートでは、当時の楽譜や資料を探し出してデジタル化。いずれも渡辺宙明による監修を経て、アドバイザーの堀井友徳が楽譜を再構成して仕上げている。これまでBGMのレコーディングとしてスタジオで録音されたきり、ステージでは一度も上演されたことのない作品たちの世界初演が堪能できる。
さらに、コンサートの最後には、渡辺宙明指揮によって数々の名曲を観客全員でオーケストラ付きで大合唱できるという企画も用意されている。
コンサートに出演する演奏者も豪華だ。指揮を担当する松井慶太は、プラハ交響楽団室内オーケストラを指揮した経歴を持つ。
そして演奏を任せられたのは、日本の作曲家を専門に演奏するオーケストラとして2012年に結成されたトリプティーク。35歳以下を中心とした若いグループながら、2014年は伊福部昭百年紀の公式オーケストラも務めた。さらにコンサートマスターの三宅政弘は、ヴァイオリニストとして数々のグランプリに名を残している人物だ。
渡辺宙明といえば、1975年の『秘密戦隊ゴレンジャー』ではBGMに加えて挿入歌の作曲も担当。80年代には『宇宙刑事ギャバン』シリーズの作曲で高い評価を得た。
長年に渡る活躍を受け、2012年には東京アニメアワード第8回功労賞、2014年11月にはジャスラック永年正会員を顕彰している。ファンの人は、生で同氏の音楽に触れられるこの機会を逃さないように。
《ユマ》
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