「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」最新映像公開　再び始まる「ハリー・ポッター」の世界

映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の最新映像が公開された。名前だけ聞くとやや馴染みがないかもしれない。しかし、本作があの作家J.K.ローリングが描く「ハリー・ポッター」シリーズと同じ世界と聞けば興味を持つ人も多いに違いない。
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は、ハリー・ポッターと世界観を共有する新シリーズ。しかし、ハリーが活躍したより古い時代を描く。さらに「ハリー・ポッター」シリーズは原作小説があったが、本作はJ.K.ローリングが脚本とするが小説はなく、映画からのスタートになる。劇場でまず楽しむかたちだ。

作品の主人公はホグワーツ魔法学校の卒業生で魔法学者のニュート・スキャマンダー。「ハリー・ポッター」シリーズでも、教科書の著作者としてしばしば言及されている。主人公を演じるのは『グッド・シェパード』『レ・ミゼラブル』にも出演したエディ・レッドメインだ。
そんな本作の最新映像がこのほど公開された。映像では、ニュート・スキャマンダーが持っていた不思議な動物が入った鞄から動物が逃げ出してしまったことがきっかけとなり、物語が展開されていくというあらすじも語られた。メインキャストをはじめ、監督のデイビッド・イェーツなどのスタッフ陣もコメントを寄せているシーンもある。

全8作品の興行収入を合わせると約1兆円という映画史上最大のヒット作となった「ハリー・ポッター」シリーズ。日本では2014年にユニバーサル・スタジオ・ジャパンにアトラクション「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」がオープンしたことでも大きな話題となった。
そんな少年の成長物語が描かれた「ハリー・ポッター」から、主人公が大人へと変わった本作ではどのような物語が展開されるのか。2016年冬の公開が待ち遠しい。

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
2016年冬公開
配給：ワーナー・ブラザース映画
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