高橋名人と浅香唯がゲーム競演　「ピクセル」BD＆DVD発売イベントは80年代の風が吹く

映画『ピクセル』のBlu-ray/DVDが、2月3日に発売となった。パックマン、ギャラガ、インベーダーにドンキーコングなど、日本を代表する80年代ゲームキャラが共演することで話題を集めた映画だ。2015年9月12日に全国公開され、映画ファン、ゲームファンから人気を博した。
ファン待望のBlu-ray/DVD発売を記念して、2月2日に都内で開催された。出演したのは、80年代に絶大な人気を誇ったアイドル・浅香唯と、そして16連射で一世を風靡した80年代ゲーム界のカリスマ・高橋名人である。80年代のゲームシーンを知るファンには堪らないイベントだ。

冒頭は浅香による当時の思い出トークからスタート。その頃はゲームにはまっており、なかでも『アルカノイド』が大好きでだったことを明かす。事務所の隣にあったゲーム筐体の置いてある喫茶店に毎日通っていた。
しかも、喫茶店が閉店する際にはそのゲーム筐体を譲り受けという。自宅の一室をゲームルームにするほどだったとか。

また、結婚相手と付き合うきっかけとなったのもゲームだという。『スーパーマリオ』の100UP マリオという技を初めてやっているところを見て、好意を抱くようになったそうだ。
「別の方がその技を見せてくれていたらその方に恋をしていたかも」と話す浅香さんだが、これを聞いた高橋名人は「俺、その前に出会ってるだろう。ちょっとタイミングが違っていたら…」と残念がった。

また、本作のBlu-ray＆DVD発売に合わせて制作された、パックマンを捕獲するアプリゲーム「ピクセルVR バトル」もイベントに登場。最新技術であるVRゴーグルを使って2人が体験することになる。
VRゴーグルは、まるでゲームの世界観に自身が入り込んだかのような感覚を味わえるデバイスだ。早速浅香さんは右往左往動き回りながら本気で挑戦。時折高橋名人の指示を受けながら、見事にパックマンの捕獲に成功していた。

浅香さんは、「こどもとやったら絶対に楽しい！」と興奮気味にコメント。また、「80 年代の懐かしいゲームの世界にどっぷりと入り込めるという喜びがあります。」という映画のPRにもつなげていた。
そして高橋名人は、「ゲームを題材にした映画はところどころに残虐性が入るがこの作品は誰も死なない」と本作の魅力を解説。「懐かしの昔のゲームをもう一回引っ張り出して遊びたくなる」との感想だった。

『ピクセル』
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