『灰と幻想のグリムガル』は、オーバーラップから発売されているオーバーラップ文庫が原作。気が付いたら見知らぬ土地。記憶もない。という絶望的な状況の主人公たちが義勇兵団レッドムーンに入り、命がけでゴブリンなどモンスターを倒しながら生きていく、という物語。
「見習い章」及び「団章」は、名前の通りグリムガルの世界における身分証である。ちなみに、「見習い章」は見習い義勇兵になると無料で貰える。そこからお金をためて「団章」を買うことで、一人前の義勇兵だと認められるのだ。
同じ団章を持つ者は仲間、という、バレンタインチョコにもってこいのこのアイテム。これはもう作るしかない! というわけで、早速作っていく。
<材料>
・ミルクチョコレートかビターチョコレート 2枚
・ホワイトチョコレート 2枚
・黒すりごま 大さじ2杯程度
<作り方>
1、まずは、刻んだチョコレートを湯煎で溶かす。

熱いお湯を入れた大きめの器に、小さめの器を浮かべて混ぜる。

なめらかになればOK。ホワイトチョコも同様に溶かす。
ホワイトチョコは半分に分け、半分にミルク(ビター)チョコレートをほんの少し、もう半分に黒すりごまを入れて混ぜる。
2、溶かしたチョコレートを、見習い章、団章型にする。


これを冷やし固める。冷蔵庫か冷凍庫で冷やすと早い。
3、固まったら、それぞれ模様をつけていく。

鎖や紐を通す穴は、お湯で温めたストローを突き刺せばちょうどいい穴ができる。

チョコレートは割とすぐに固まりだすので、つまようじ等で少しずつ地道に作業しよう。
4、書き終わったら、再び冷やし固めれば完成!

鎖や紐は、100円ショップ等に売っているものでOK。
バレンタインに、グリムガル好き同志でこれを渡せば、話題になること間違いなし!
本命としても、友チョコとしても活用できそうだ。
材料は半分でも足りるとは思うが、割れたり失敗する可能性もあるので、プレート部分を多めに作っておくことをおすすめする。
義理は見習い章、本命は団章、なんて分け方も面白いかもしれない。
今年のバレンタインは、ぜひこの団章を送りあって、友情も愛情も深めてほしい。
【月乃雫】
アニメ、料理ライター 兼 料理研究家。「ダ・ヴィンチニュース」やこの「アニメ!アニメ!」、企業の会報誌などで原稿を書いたり料理をしたりしています。