さいとう・たかを版“ジェームズ・ボンド”? 劇画版「007」復刻記念でビジュアル公開
さいとう・たかをによる1968年に刊行された『007』シリーズの復刻版発売を記念し、さいとう氏描き下ろしによるジェームズ・ボンドのビジュアルが公開された。
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さいとう・たかをによる1968年に刊行された『007』シリーズの復刻版発売を記念し、さいとう氏描き下ろしによるジェームズ・ボンドのビジュアルが公開された。実写とはまた違ったダンディな魅力を放つジェームズ・ボンドが描かれている。
本ビジュアルは、「さいとう・たかを画業60周年記念企画」として、1968年に刊行された『007』シリーズ復刻版の出版を記念したものだ。同シリーズは、国民的人気マンガ『ゴルゴ13』の連載前に描かれた。『ゴルゴ13』の原点ともいえるマンガで、さいとう・たかを氏にとっても愛着がある作品だという。
同シリーズは、全4巻で「死ぬのは奴らだ」「サンダーボール作戦」「女王陛下の007」「黄金の銃を持つ男」からなる。いずれも映画化されているが、映画にまけない迫力あるアクションと、さいとう氏によるオリジナルストーリーが描かれる。
劇画版『007』復刻版は、第1巻「死ぬのは奴らだ」、第2巻「サンダーボール作戦」は発売中。第3巻「女王陛下の007」、第4巻「黄金の銃を持つ男」は2015年12月28日に発売予定だ。
また12月4日には『007』シリーズ最新作『007 スペクター』が全国公開された。1962年の誕生からシリーズ24作目となり、ダニエル・クレイブ主演4作目となる。映画は好調で、週末初登場1位を獲得し、公開9日目にして累計成績は80万人を突破した。ボンド旋風はまだまだ続きそうだ。
《沖本茂義》
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