「GBWC2015」日本代表作品が決定 表彰式には本郷奏多がサプライズ登壇
11月22日に「ガンプラビルダーズワールドカップ2015 日本大会決勝戦 表彰式」が開かれた。ジュニアコースとオープンコースの優勝作品は世界大会決勝へ進出する。
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「ガンプラビルダーズワールドカップ2015」は、世界各国のコンテストで勝ち抜いたガンプラ作品を一堂に集め、世界一の王座を競う大会だ。本表彰式はその日本代表を決めるものである。ジュニアコースとオープンコースの優勝作品は、12月20日にガンダムフロント東京で開かれる世界大会決勝へ進出する。
表彰式には“川口名人”の愛称で知られるバンダイホビー事業部の川口克己さんが姿を見せ、審査方法の説明やファイナリストの作品を紹介した。
また、スペシャルプレゼンターとして俳優の本郷奏多さんがサプライズで登場。本郷さんは凄腕のガンプラビルダーとしてファンに知られており、テレビアニメ『ガンダムビルドファイターズ』ではジュリアン・マッケンジー役を担当した。
「錚々たる諸先輩方の作品を拝見しました。創作意欲が刺激されて、何を作ろうかと考えています」と本郷さん。ビルダーならではのコメントでファイナリストたちを激励した。
ジュニアコースチャンピオンに選ばれたのは、この受賞で5年連続優勝となる畑めいさん。作品の「ラストシューティング」は奥行きを感じさせる演出や、色のコントラストの使い方が評価のポイントとなった。畑さんは「今年の作品はどれも想像力がすごくて、負けると思っていた」と告白。しかし色んな人からの応援があったと振り返り、喜びを表現した。
オープンコース3位には下田重工業こと下田広己さんの「1/1スケール チームS.H.I」が選ばれた。下田さんは「このトロフィーをもらうために1年頑張ってきました」と語り、努力が報われたと笑顔を見せた。
2位に輝いたのはヤマタツこと山口達彦さんの「凛」。その名の通り、凛とした和風テイストのジオラマが印象的だ。山口さんはコンテストに参加するようになってから今年が5年目と打ち明け、「今年も賞が頂けて嬉しい」と語った。
オープンコースチャンピオンの栄冠に輝いたのは、ロク【ROKU】高奥誠也こと高奥誠也さんの「トールギスA(アレス)~闘神~」だ。審査員は「構成から塗装、工作にいたるまでトータルのバランスとコーディネートが素晴らしい」と本作品を絶賛。高奥さんは「去年は2位で悔しい思いをし、頑張った次第」と語り、1年越しの夢を掴んだ。
表彰式を振り返り、本郷さんは「制作者の方に会える機会はあまりないので、すごくテンションが上がっている。僕もひとりのビルダーとして、もっと自由な発想でガンプラを作りたい」とコメント。
川口さんは「ガンプラを作る時に、『俺には無理だ』と諦める人もいる。最初は初心者でも、好きで作り続けていれば絶対できないなんてことはない。ガンプラを楽しんで欲しい」と呼びかけた。
12月20日の世界大会決勝戦の様子はバンダイホビーサイト、ガンダムファンクラブ、ガンダムインフォでライブ配信が行われる。どのガンプラが世界一となるのか、その行方を見届けてはどうだろうか。
《キャプテン住谷》
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