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ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」、汗と最新技術と青春の融合で”頂の景色”へ

高浩美の アニメ×ステージ&ミュージカル談義連載第152回 ■ 今、一番熱いスポーツマンガ『ハイキュー!!』、フレッシュな俳優陣が揃う

連載 高浩美のアニメ×ステージ/ミュージカル談義
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ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」、汗と最新技術と青春の融合で”頂の景色”へ
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ゲネプロ終了後に会見があった。登壇したのは演出のウォーリー木下、須賀健太、木村達成、遊馬晃祐、平田雄也。須賀は原作の大ファン、古館春一先生にファンレターを書こうとしたエピソードを披露、オーディションでは「絶対に受かってやる」という気持ちで臨んだそう。
しかし、いざ決まるとプレッシャーもかなりあったとか。「2.5次元の”頂の景色”を見られるんじゃないかな?と。演劇ファンの人にとって、これが2.5次元への架け橋になれたら」とコメント。

木村は「原作を読んで影山飛雄が好きになった」と語る。これが初舞台という遊馬は実は高校ではバレー部だったそう。バレー経験がある田中と他のメンバーのバレー指導をしたそうで「みんな、吸収力があって。もう1ヶ月ぐらい稽古すれば試合出来たんじゃないかっていうくらい!あせっちゃいました~」とコメント。
会見ではかなり緊張の遊馬、平田に「こういうキャプテンですが、チーム一丸となって頑張ります!」とちょっといじられて、ニコニコ。稽古終盤近く、練習試合をしたそうで、結果は青葉城西の圧勝(烏野はかろうじて1勝)!木村はチームメンバーに「次は絶対に勝ちましょう!」とメールを送ったそうで、”リアル影山”なエピソードで記者席から笑いも。

ウォーリー木下は「原作の良さはキャラクターが明快、ドラマが熱い青春、それを生身の人間が演じる。結果、すごく演劇になった。生でぶつかり合う、手に汗握る瞬間がある。新しい技術をたくさん取り入れました。そういったものと”汗”は相性が良くないかもしれないが、上手くミックス出来た」とコメント。究極のアナログ、身体を張った表現に最新技術、しかし、それを考えたのは人間。
人と人が力を合わせてひとつのものを創造、この作品には、何度も「頂の景色」という言葉が出てくる。これこそが、この作品の真骨頂。なお、千秋楽はライブビューイング、熱い試合が全国で”観戦”出来る。

ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』
2015年11月14日~11月23日
東京:AiiA 2.5 Theater Tokyo
2015 年 11 月 27 日~29 日
大阪:シアターBRAVA!
2015 年 12 月 5 日~6 日
宮城:多賀城市民会館 大ホール
2015 年 12 月 10 日~13 日
東京:AiiA 2.5 Theater Tokyo

(C)古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会
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《高浩美》

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